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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は19日、2007年3月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比105.7%の2,678億円となった。
映像機器の国内出荷金額は、薄型テレビの好調維持により、前年同月比106.6%の1,712億円で8ヵ月連続のプラス。音声関連機器では、デジタルオーディオプレーヤーの好調により、同116.1%の184億円で5ヵ月ぶりの前年比増となった。 カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比100.8%の82万5,000台で、2ヵ月連続の前年比増。CRT、液晶、PDPの構成比は11.4%、81.6%、7.1%で、液晶テレビの割合が8割を突破した。 液晶は10型以上の出荷台数が前年同月比137.2%の66万6,000台。また、37型以上は13万6,000台、同206.8%で高い伸びを見せている。 PDPの出荷台数は5万8,000台、同147.1%と20ヵ月連続の2桁増。うち、43型以下がPDP全体の約8割以上を占める。 DVDビデオは42万2,000台、前年同月比77.1%と10ヵ月連続のマイナス。DVD録再機のうち、9割を占めるHDD内蔵型は19万7,000台、同74.9%で前月に続きマイナス。再生機も同90.3%で再びマイナスとなった。 ビデオカメラは前年同月比79.9%の17万3,000台で、再び前年比減。 デジタルオーディオプレーヤーは前年比146.3%の44万台でプラスに転じた。そのうち9割以上を占める39万7,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。 カーナビは45万5,000台、前年同月比101.9%で5ヵ月連続の前年比増。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は61.9%、38.0%。 2006年度の累計出荷額も合わせて発表された。金額は前年比107.2%の2兆7,650億円で、2002年度から5年連続のプラス。映像機器についても1兆8,010億円、同110.5%で5年連続のプラスとなっている。カラーテレビ全体の構成比は液晶が72.4%、CRTが17.6%、PDPが10.0%。 そのほか、カーAVC機器は7,413億円、同105.2%とプラスだったが、音声機器のみ同90.7%の2,226億円でマイナスとなっている。
□JEITAのホームページ ( 2007年4月19日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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