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ソニーは、放送局などでの利用を想定した業務用液晶モニタ「LUMA(ルーマ)」シリーズの新モデルとして、パネル解像度1,900×1,200ドット/HDCP対応DVI搭載の24型「LMD-2450W」など3製品を6月より順次発売する。 価格と発売時期は、DVI搭載の24型「LMD-2450W」が541,800円、20型「LMD-2050W」が336,000円でいずれも6月発売。HDMI搭載/20型の「LMD-2030W」は、186,900円で7月発売となる。 ■ LMD-2450W/2050W
LMD-2450Wは、LUMAシリーズで初めて24型/1,920×1,200ドットのパネルを採用した液晶モニタ。LMD-2050Wのパネルは1,680×1,050ドット。いずれも、操作部や入出力端子などをパネル本体に装備した一体型デザインとなっている。
両モデルとも、HD/SD-SDI(オプション対応)入力に加え、HDCP対応DVI-D入力を装備。1080 24p/60iまでの映像信号に対応する。視野角は上下左右178度、応答速度は約7msで共通。 独自の信号処理エンジン「ChromaTRU(クロマトゥルー)」を搭載。色のばらつきを補正し、放送用モニタで基準とされるガンマ特性(2.2)とホワイトバランスを高い精度で再現するとしている。色域はITU-R BT.709/EBU/SMPTE-Cの放送規格に対応。 新たに、2画面表示や波形表示、オーディオレベル表示(エンベデッドオーディオのみ)、ネイティブスキャン(1080i/720pのみ)にも対応。パラレルリモートに加え、新たにシリアルリモート(Ethernet/RS-232C)に対応。特定モニタまたは特定グループのモニタだけを操作可能。 DVI入力以外の入出力端子は、アナログRGB/コンポーネント(BNC)、S映像、コンポジット(BNC)、アナログRGB(D-sub 15ピン)、アナログ音声(RCA)など。出力1W×2chのステレオスピーカーも内蔵する。 VESA規格のフリーマウントに対応。外形寸法と重量は、2450Wが約602.4×269.9×497.9mm(幅×奥行き×高さ)、約11kg(入力アダプタ未装着時)、2050Wは約518.5×269.9×468.4mm(幅×奥行き×高さ)、約10.1kg(入力アダプタ未装着時)。
■ LMD-2030W
HDMI入力を装備した20型。パネル解像度は1,680×1,050ドットで、1080 24p/60iまでの映像信号に対応する。視野角は上下左右178度、応答速度は約7ms。 「ChromaTRU(クロマトゥルー)」は非搭載。アンダー/オーバースキャンとフルスクリーンの切替や、2段階の色温度切替、5段階のガンマ切替が可能。アスペクト比は16:9と4:3の切替に対応する。外部リモートはパラレルのみ。 HDMI入力以外の入出力端子は、アナログRGB/コンポーネント(BNC)、S映像、コンポジット(BNC)、アナログ音声など。出力0.5Wのモノラルスピーカーを内蔵する。 別売オプションによるラックマウントや、VESA規格のフリーマウントに対応。外形寸法は約493×264×408mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約9.6kg。
□製品情報 □ソニーのホームページ ( 2007年5月18日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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