au、2GBメモリ内蔵ウォークマンケータイ「W52S」 －「クリアオーディオ」搭載。microSDスロットも装備

6月上旬より順次発売 標準価格：オープンプライス

　auは22日、ソニー・エリクソン製の新携帯電話端末「W52S」を発表した。6月上旬以降の発売を予定しており、発売時期の詳細は別途案内するとしている。価格はオープンプライス。カラーはアルペジオブルー、ピチカートピンク、ハーモニクスホワイトの3色。

アルペジオブルー、ピチカートピンク、ハーモニクスホワイトの3色を用意する

　「ウォークマン」ブランドを冠したスライド式の携帯電話端末。国内向けのウォークマンケータイとしては2製品目となる。約2GBの内蔵メモリとミュージックプレーヤー機能を備えるほか、ウォークマン向けに開発された、高音質化機能「クリアオーディオテクノロジー」を搭載し、音質の向上を図っている。

　音楽専用操作キー「ミュージックキー」を搭載し、メール作成中やWeb閲覧中でも音楽再生の開始が可能。再生/停止や曲の早送り/巻戻し、音量操作なども片手で行なえる。また、BGMモード時にミュージックキーを長押しすることで、再生中のプレイリストを切り替えることも可能。

　また、FMトランスミッタも装備しており、「au Music Player」などの音声をFM電波で送信し、ミニコンポやカーステレオなどで再生できる。

　高音質化機能「クリアオーディオテクノロジー」も搭載。同技術は、13.5mm径のドライバユニットを採用した「インナーイヤー型ソニー製高音質ステレオイヤフォン」と、チャンネルセパレーションを抑える「クリアステレオ」技術を組み合わせた高音質技術の総称で、ウォークマンA/Eシリーズなどでも採用されている。

　また、音質向上機能「DBEX」も備え、音響効果の変更も可能となっているほか、背面には3Dサラウンドスピーカーを2基搭載している。なお、「クリアオーディオテクノロジー」と「DBEX」は排他利用。メモリースティックマイクロ(M2)スロットのほか、microSDカードスロットも装備し、外部メモリの拡張も可能となっている。音楽再生時の連続駆動時間は最大110時間。

ミュージックキーなどを側面に備える	背面にカメラやスピーカーを搭載	スライド式のボディを採用する

ミュージックキーは音楽再生時に点灯	リモコンとイヤフォン部。イヤフォンはソニーの「EXモニター」と同仕様だという	MUSIC MENU上からFMトランスミッタ機能が利用できる

発表会場にはネックストラップ型イヤフォンも参考展示された

　液晶ディスプレイは2.7型/240×432ドット。BRAVIAの技術を応用した画質補正技術「RealityMAX」を搭載し、LISMOのビデオクリップなどの表示性能を高めている。

　有効画素数201万画素のカメラ機能も備えている。外形寸法は108×54～57×19.9～22mm(縦×横×厚み)、重量は約130g。連続通話時間は約230分、連続待受時間は約270時間。

□auのホームページ
http://au.kddi.com/
□ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0522/index.html
□関連記事
【2006年5月22日】au、国内初の「ウォークマンケータイ」を6月発売
－1GBメモリ内蔵。「auは、まず音質より手軽さを」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060522/au1.htm

( 2007年5月22日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.