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カシオ、H.264動画対応の「EXILIM ZOOM」最上位モデル
-2.8型ワイド液晶モニタ搭載。実売5万円


6月8日以降順次発売

標準価格:オープンプライス


 カシオ計算機株式会社は、H.264(MPEG-4 AVC)動画記録に対応したデジタルカメラ「EXILIM ZOOM EX-Z1200」を6月8日以降順次発売する。

 本体カラーはシルバー(SR)とブラック(BK)の2色を用意し、シルバーは6月8日、ブラックは6月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

約23万画素の2.8型ワイド液晶モニタを搭載

 1/1.7型/有効1,210万画素の原色フィルタ採用CCDを搭載するデジタルカメラ。レンズは35mm判換算で、焦点距離37~111mm相当/F2.8~5.4の光学3倍ズームを搭載。4倍のデジタルズームも利用できる。

 静止画撮影時に利用可能な、CCDシフト式の手ブレ補正機構を備える。また、動体解析機能を強化した画像処理モジュール「EXILIMエンジン2.0」も搭載する。

 最大4,000×3,000ドットの静止画記録のほか、2月発売の「EX-V7」と同じく、H.264形式(MOV)の動画記録に対応した。音声は内蔵のモノラルマイクを利用する。動画撮影時には、電子式手ブレ補正機能も利用できる。

 記録モードは解像度848×480ドットのUHQワイド(7Mbps)と、HQワイド(3.4Mbps)、解像度640×480ドットのUHQ(5.8Mbps)、HQ(2.8Mbps)、Normal(1.4Mbps)、320×240ドットのLP(845kbps)の6モードから選択可能。フレームレートは全モードとも共通で20fps。

 EX-V7では、LPモード時のみMotionJPEG形式を採用していたが、EX-Z1200では、全モードでH.264記録となる。なお、動画記録時はパンフォーカスで、光学ズームが利用できない。

 液晶モニタは、約23万画素の2.8型ワイド。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード、MMC、内蔵メモリ(11.4MB)。電源はリチウムイオンバッテリで、静止画撮影枚数は約340枚。

 外形寸法は58.5×93.3×22.4mm(縦×横×厚み)、本体のみの重量は約152g。クレードルやAVケーブルなどのほか、動画編集ソフト「Ulead Video Studio おまかせモード3.2 SE VCD」などが付属する。

□カシオのホームページ
http://www.casio.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2007/ex_z1200.html
□関連記事
【1月30日】カシオ、H.264動画記録対応のデジタルカメラ
-新開発の7倍インナーズームレンズを搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070130/casio.htm

( 2007年5月30日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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