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カノープス、AVCHD/AVC-Intraなどに対応した「EDIUS Pro 4.5」
-前バージョンユーザーに無償提供。GUIも変更


7月下旬公開


 カノープス株式会社は、プロフェッショナル向けビデオ編集ソフト「EDIUS Pro」の最新バージョン「EDIUS Pro version 4.5」を開発。version 4のユーザー向けに、無償のアップデートモジュールとして7月下旬に提供すると発表した。

「EDIUS Pro version 4」のパッケージ

 「EDIUS Pro」は、HD映像の編集に対応したプロ向け編集ソフト。独自のCanopus HQコーデックを利用し、高速な編集が行なえるのが特徴。HD/SDのマルチフォーマット編集にも対応している。version 4は73,290円で発売中。対応OSはWindows XP。

 最新版の4.5では、各社HDカメラで採用されているフォーマットへの対応を強化。AVCHDネイティブファイルのインポートに対応し、「Canopus AVCHD Converter」を使用せずに取り込みが行なえるようになった。

 さらに、松下電器がMPEG-4 AVC/H.264規格をベースに、放送・プロダクション用に開発した新フォーマット「AVC-Intra」にも対応。P2 OptionとAVC-Intra Optionを追加した「AJ-HPX2100」で撮影した映像が編集できるようになる。

 松下電器ではDVCPRO HD 720の59.94p/23.98p over 59.94pにも対応。HD-SDI/RS-422A経由でキャプチャ/出力できる。さらに、ソニーのHDV 1080 24p/25p/30pもサポート。デジタルシネマに適したHVR-V1J/HVR-DR60に対応。HVR-DR60使用時に、ファイルサイズ制限でGOPの途中で切断されたファイルも1クリップとしてインポート/ダイレクト編集できる。

 ほかにも、ビクターのHDV 720 59.94p/50p、Grass Valleyのデジタルメディアカムコーダ「Infinity」で採用されているJPEG2000にも対応。AAF(Advanced Authoring Format)の入出力もサポートし、Pro ToolsなどのDAWや、After Effectsなどのコンポジションソフトウェアとの間でデータがやりとりできる。

 HDV/MPEG出力が高速化されたほか、メニュー付DVDビデオの作成にも対応。GUIのデザインもトムソンおよびグラスバレーグループのフォーマットに則ってデザインを変更。黒をベースにしたものに一新されており、アイコンデザイン/フォントなども見直し。視認性が向上し、効率的な編集作業が行なえるという。

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2007/edius45.htm
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(2007年6月5日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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