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オンキヨー、HDMI 1.3a対応のIntegra AVアンプ
-105,000円。カスタムインストール市場向け


7月2日発売

標準価格:105,000円


 オンキヨー株式会社は、HDMI Ver.1.3aに対応したIntegraシリーズのAVアンプ「DTX-5.8」を7月2日より発売する。価格は105,000円。専門業者がシアタールームの施工や機器設置、調整などを行なうカスタムインストール市場で販売する。

 最大出力185W×7ch(6Ω)、定格出力120W×7ch(6Ω)のAVアンプ。最大の特徴は、HDMI Ver.1.3a入出力を搭載し、Blu-ray DiscやHD DVDに採用されたドルビーデジタル+(DD+)、ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioなどの最新のサラウンド音声に対応すること。

HDMI入出力端子を装備している

 HDMI入力は2系統、出力は1系統装備し、入力したDD+/True HDと、DTS-HD Master Audioのビットストリーム音声をデコード可能なほか、プレーヤー側でリニアPCM変換したマルチチャンネル音声にも対応する。

 また、HDMIは1080p映像入出力やアップコンバート出力に対応。各色10bitを超える色深度を扱う「DeepColor」もサポート。DTX-5.8では各色12bitまでの色信号に対応可能という。HDMIコントロール機能も備えている。

 アンプ部には、動的な歪みの改善を図り、ワイドレンジ再生を可能とした「WRAT(Wide Range Amplifier Technology)」を採用。また、DA変換後のに残存するパルス性のデジタルノイズを低減する「VLSC」回路も各チャンネルに装備している。

 32bit DSPを内蔵。シーラスロジック製の24bit/192kHz対応オーディオDACを全チャンネルに備えている。自動音場補正機能「Audyssey 2EQ」も搭載し、室内空間に最適化したスピーカー設定を用意に実現可能としている。また、高域が強調された劇場用サウンドを最適化する「シネマ・フィルター」も装備する。

 カスタムインストール市場をターゲットとし、AMXやクレストロンなどのホームオートメーションシステムとの連携を重視。RS-232C端子やIR端子(入力2、出力1)、12Vトリガー端子×3などを装備。オンキヨー製品との連携用のRI端子も備えている。

 HDMI以外の端子は、映像入力がD4端子×3、コンポーネント×3、S映像×5、コンポジット×5。映像出力がD4端子×1、コンポーネント×1、S映像×2、コンポジット×2。音声入力は光デジタル×3、同軸デジタル×2、アナログ音声(2ch)×7、7.1ch×1、音声出力は光デジタル×1、アナログ音声×2、7.1ch出力×1。別室でも同時に音楽を楽しむためのZone 2出力端子も備えており、IRシステムなどと連携したオーディオシステムを構築できる。

 また、D4やS映像入力の映像を変換し、HDMIから出力するHDMIビデオアップコンバータも装備。ジッタを低減するTBC回路も内蔵。ジャギーを低減するDCDiも搭載している。

 スピーカーターミナルはバナナプラグ対応。S/N比は106dB(LINE、IHF-A)。消費電力は450W。外形寸法は435×391×172mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.6kg。リモコンが付属する。

□オンキヨーのホームページ
http://www.jp.onkyo.com/
□ニュースリリース
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/20070605dtx58?OpenDocument
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【5月25日】オンキヨー、世界初HDMI 1.3a搭載7.1ch AVアンプ
-TrueHD、DTS-HDなどに対応。84,000円の低価格機も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070525/onkyo.htm

( 2007年6月5日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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