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日産自動車株式会社は7日、純正HDDナビゲーションシステムにおいて、Bluetoothオーディオ機能を搭載した新製品を開発した。同製品は6月発売の新型プレサージュに採用される。 Bluetoothに対応するのは、新プレサージュのうち、「カーウイングスナビゲーションシステム」のHDD搭載モデル装着車。また、今後発売する新型車においても、同ナビ製品搭載車種で採用する。さらに、今回の発表に合わせ、iPodに装着するトランスミッタ「iPod Bluetooth Transmitter」(直販価格7,800円)も日産のオンラインショップで発売した。 上記ナビではBluetoothのオーディオ再生とハンズフリー通話に対応。「iPod Bluetooth Transmitter」を併用することで、iPod内の楽曲をナビ側にワイヤレス伝送/再生できるほか、ナビのタッチパネルや操作ボタンでのiPod操作も可能。ステアリングスイッチ(装着車のみ)での操作にも対応する。 音楽再生中に携帯電話で発着信した場合、音楽再生を一旦ミュートして、通話終了後に解除する機能を搭載。ナビでのデータ通信時にも同様にミュート/解除が行なわれる。 iPod Bluetooth Transmitterは、Dockコネクタ搭載iPodに装着して利用。対応iPodは第4/5世代iPodと、第1/2世代iPod nano、iPod mini。ボディカラーはピアノホワイトとピアノブラックの2色を用意。日産とモバイルキャスト株式会社が共同開発した。Bluetooth Ver.1.2に準拠し、対応プロファイルはA2DP、AVRCP。
モバイルキャストは2006年5月にBluetoothトランスミッタを発売しているが、従来モデルとの違いとして、Bluetooth接続しに行くだけでなく、接続を受ける動作にも対応。両動作を繰り返す時間の最適化により、ナビとの接続性が向上したという。 また、音楽送信のパケット数値(L2CAP Flash Timeout)の値を変更、音飛びを改善したとしている。そのほか、ハンズフリー通話とテレマティクス用データ通信との切り替えがシームレスに行なえるという。外形寸法は37×14×38mm(幅×奥行き×高さ)。重量は12g。電源はiPodから給電し、満充電で約5時間の連続使用が可能。
□日産のホームページ ( 2007年6月8日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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