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株式会社IPSアルファテクノロジは3日、千葉県茂原市の工場などに約800億円の追加投資を行ない、推進していたテレビ用IPS液晶パネルの供給体制拡充工事が完了したと発表した。設備納入が開始されており、32型換算で現在月20万台の生産能力を、10月に42万台まで増強できる見込み。これにより、年間で約500万台体制が構築できるという。 さらに、チェコに建設していたテレビ用IPS液晶モジュール新工場も7月から稼動を開始。2007年末までに年間約200万台体制まで増強し、拡大する欧州の薄型テレビ市場に対応するとしている。
なお、チェコ工場の隣接地には、日立製作所が立ち上げた新会社、日立ホームエレクトロニクスがプラズマ/液晶テレビの生産のほか、PDPモジュールの生産を行なう工場を建設中。IPSアルファ工場との連携も見込まれている。
□IPSアルファテクノロジのホームページ
(2007年7月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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