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日本コカ・コーラ株式会社は、アップルの音楽配信サービス「iTunes」とのコラボレーションキャンペーン「Coke+iTunes」(コーク プラス アイチューンズ)を、7月16日午前9時からスタートした。 9月30日24時までの77日間に渡り、毎日25,000曲をプレゼントするもので、期間中に192万5,000曲が提供されることになり、「史上最大規模の音楽プロモーション」(日本コカ・コーラ)としている。 同様のキャンペーンは、昨年から、イギリス、ドイツなど欧州17カ国で開始されており、「Coke+iTunesによって、音楽との融合を図り、世界規模で音楽事業を推進するブランドとして、コカ・コーラのメッセージを強力に伝達していく」としている。 コカ・コーラ、ノーカロリー コカ・コーラ、コカ・コーラ ゼロに付いているキャンペーンシールの裏面に記載された14桁のシール番号を、パソコンや携帯電話を通じて、キャンペーン専用サイトに入力すると、その場で当選結果がわかる。当選すると、iTunesミュージックダウンロードから1曲無償でダウンロードすることができる。
さらに、シール番号をひとつ入力するごとに1ポイントが付与され、このポイントを集めて、Coke+iTunesオリジナルプレミアムグッズが当たるチャンスも用意されている。3ポイントでiTunesカスタムカード、12ポイントでオリジナルケース&ストラップ付iPod nano(2GB)が当たる。
7月16日には、「Coke+iTunes」キャンペーンのCM楽曲に、新曲「熱帯夜」を提供しているRIP SLYMEが、アップルストア渋谷店で「生ダウンロードライブ」として、サプライズライブを敢行。突然の人気グループの登場に多くの人がアップルストア渋谷に押し掛けた。RIP SLYMEがインストアライブを行なうのは初めてだという。 MCのRYO-Zは、「コカ・コーラも、iTunesも愛し続けている。クラシックなコーラが好きで、お腹が一杯でもコークは飲みたくなる」などとコメント。他のメンバーから「RYO-Zは、ノーカロリーコーラを飲む感じがしない」などと冷やかされていた。
一方、アップルジャパンでは、今回のCoke+iTunesキャンペーンのほかにも、夏に向けてiTunesおよびiPod関連イベントを展開していく計画であり、音楽を通じた訴求を加速させる。 同社では、昨年夏にも「Summer of Music」をテーマに、iTunesとiPodの楽しさを体験できる場を提供する各種プロモーションを実施してきたが、今年はさらに内容を強化。東京地区だけでなく、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の全国のアップルストアにおいて、iPodやiTunesに親しめる音楽イベントや製品デモストレーションを実施する予定だ。 昨年のロックフェスティバル「SUMMER SONIC」で好評だった来場者へのiTunesカードの提供も、前年に比べて規模を拡大し、東京/大阪の「SUMMER SONIC」に加え、新たに札幌の「RISING SUN ROCK FESTIVAL」、福岡のサンセットライブなどでもiTunesカードを配布。iTunesを体験する機会を広げる考え。 さらに、現在11店舗に拡大した量販店に設置している「アップルのショップ」や、量販店のアップル製品販売コーナーでも、iPodやiTunesに関するデモイベントを実施するほか、アップルストアでは、スペシャルDJイベントや、アップルストア銀座およびアップルストア渋谷で開催したライブをiTunesで配信する「iTunes Live from Tokyo」なども実施する予定。 これらのキャンペーンの内容については、7月下旬にもアップルのサイトで詳細を公開する予定だという。
□日本コカコーラのホームページ ( 2007年7月17日 ) [Reported by 大河原克行]
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