JEITA、2007年6月の電子機器国内出荷を発表 －37型以上の液晶が前年比170%に

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は23日、2007年6月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比104.6%の2,406億円で、2カ月ぶりにプラスとなった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は、前年同月比109.0%の1,556億円で2カ月ぶりにプラスに転じた。音声関連機器は、同88.7%の139億円で、2カ月ぶりにマイナスとなった。1～6月計では、映像が前年比8,325億円で前年比108.3%、音声が同96.1%の979億円。全体では同106.2%の1兆3,126億円

　6月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比106.5%の70万4,000台。CRT、液晶、PDPの構成比は6.1%、82.0%、11.9%で、CRTが縮小した。

　液晶は、99%以上を占める10型以上の出荷台数が前年同月比130.4%の57万7,000台。37型以上は同170.2%の14万2,000台と大きく伸びている。

　PDPの出荷台数は8万4,000台、同110.4%で23カ月連続の2桁増。うち、43型以下がPDP全体の88%を占める。

　DVDビデオは44万2,000台、前年同月比100.2%と1年ぶりにプラスとなった。DVD録再機のうち、9割以上を占めるHDD内蔵型は23万1,000台、同98.7%で5カ月連続のマイナス。再生機は同110.3%で3カ月連続の前年比増。

　ビデオカメラは前年同月比118.7%の9万1,000台で、4カ月ぶりのプラス。

　デジタルオーディオプレーヤーは前年比72.2%の31万台でマイナス。そのうち約9割の26万6,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。

　カーナビは42万1,000台、前年同月比104.4%で8カ月連続の前年比増。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は65.8%、34.0%。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2007/ship_06.htm
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070528/jeita1.htm

( 2007年7月24日 )

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