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イー・レヴォリューション株式会社は25日、東京・秋葉原で流通業者向けの秋・冬新製品の商談会を開催。その中で、タカラトミーが企画したツンデレボイスナビゲーションを採用したワンセグテレビ「SEGNITY」(セグニティ)を公開。9月下旬に発売予定であることを明らかにした。
「SEGNITY」は、1月に行なわれた「TOYフォーラム2007」において、タカラトミーが発表し、9月発売をアナウンスしていたが、販売方法や流通経路、価格を含めた対象層が玩具から外れてしまうなどの問題で、開発が一時停止されていた。
そこで、イー・レヴォリューションが発売元として製品を引き継ぎ、9月下旬に発売する予定となった。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円台になる見込み。タカラトミーが当初予定していた20,790円より低価格になっており、「手軽に利用できるワンセグテレビとして訴求したい」(イー・レヴォリューション)という。
チャンネルやボリューム変更などのボタン操作に対しての音声ガイダンスを装備。初めはツンツンした対応の女の子ボイスが、使い込むとデレデレになるという世界初の「ツンデレボイスナビゲーション」機能が特徴だ。 製品で大きく変わっているのはこのツンデレ機能で、音声が変更されている。展示されたのは試作機だったため、音声は収録されていなかったが、製品紹介映像が流されており、その中で新しいツンデレ音声を聴くことができた。
起用された声優名は明らかにされていないが、会場で音声を聞いた限りでは釘宮理恵さんだと思われる。アニメ「灼眼のシャナ」のシャナ役や、「ゼロの使い魔」のルイズ、「ハヤテのごとく!」の三千院ナギなど、ツンデレなキャラクターを得意とする声優だ。
また、ツンデレ表現もパワーアップしている。1月の展示では、「ツン」モードからスタートし、使い込むことで「デレモード」に切り替わるという2段階の変化だったが、今回の展示では、例えば電源OFF時に「べ、別にさみしくなんかないんだからね!!」(ツン状態)、「し、しょうがないわね、さようならっ!」(ツンデレ状態)、「えーっ、帰っちゃうの?」(デレ状態)と、3段階の変化に複雑化。徐々に変化していくことで、奥行きのあるナビゲーションに進化している。
さらに、専用のカードスロットも装備。後からナビゲーションボイスの変更が可能で、別の音声を収録したカードと本体をセットで提供。○○キャラクターや、○○声優バージョンなど、バリエーションモデルにも対応できるという。
また、Webサイトなどを通じてPC用専用ソフトを提供することで、ユーザーによる音声カスタマイズへの対応も検討しているとのこと。 ワンセグテレビとしては視聴のみサポート。録画機能には非対応となった。データ放送にも対応しておらず、EPG対応は検討中。2.7型の液晶ディスプレイを備え、イヤフォン出力も装備。液晶画面の輝度調節も可能だ。
収納可能なロッドアンテナを本体に装備。外部アンテナ入力も備えている。モノラルスピーカーも内蔵。電源は単4電池4本を使用。USB端子経由で給電も可能。外形寸法は61×99×22mm(縦×横×厚さ)。本体のみの重量は約80g。
□イー・レヴォリューションのホームページ
(2007年7月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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