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松下、フルHDプラズマ/液晶「VIERA」7製品を9月発売
-プラズマと倍速37型液晶で「フルHDビッグバン」


9月1日発売

標準価格:オープンプライス


宣伝キャラクターは小雪さんに加え、妹役として綾瀬はるかさんも起用された

 松下電器産業株式会社は、プラズマ/液晶テレビ「VIERAシリーズ」7モデルを9月1日より発売する。

 新製品7モデルのいずれもフルHDパネルを採用。プラズマテレビは最上位シリーズ「PZ750」が65/58/50/42型の4モデル、中位シリーズ「PZ70」が50/42型の2モデルを用意。液晶テレビでは、液晶VIERA初となるフルHDパネル採用の37型「TH-37LZ75」を発売する。価格はすべてオープンプライス。

型番サイズ解像度店頭予想価格
PZ750シリーズ
TH-65PZ750SK65V型1,920×1,080ドット99万円前後
TH-58PZ750SK58V型70万円前後
TH-50PZ750SK50V型53万円前後
TH-42PZ750SK42V型43万円前後
PZ70シリーズ
TH-50PZ7050V型1,920×1,080ドット45万円前後
TH-42PZ7042V型35万円前後
LZ75シリーズ
TH-37LZ7537V型1,920×1,080ドット30万円前後

型番対応サイズ店頭予想価格
3.1chラックシアター
SC-HTR500-K65V~58型20万円前後
SC-HTR100-K37V~32型8万円前後

PZ750シリーズ

 プラズマテレビは、新開発の1,920×1,080ドット「新フルハイビジョンPEAKSパネル」を採用。予備放電の発光抑制のための新アルゴリズム導入などで、黒の沈み込みを向上。暗所コントラスト10,000:1を実現している。

 上位モデルのPZ750シリーズではデジタルダブルチューナを装備。さらに、9月1日よりスタートするテレビ向けポータルサイト「アクトビラ」のビデオ・オン・デマンドサービス「アクトビラ ビデオ」に対応。テレビのリモコン操作だけで、MPEG-2やMPEG-4 AVC/H.264で配信されるコンテンツを再生可能となる。

 液晶VIERAも37型フルHDパネル採用の「TH-37LZ75」を発売。同社初のフルHD液晶パネル搭載テレビで、120Hz倍速駆動により残像感を低減する「フルハイビジョンWスピード」も搭載している。

TH-65PZ750SK PZ70シリーズ TH-37LZ75


■ 新VIERAで「フルハイビジョン ビックバン」

パナソニックマーケティング本部 西口本部長

 パナソニックマーケティング本部 西口史郎本部長は、「世帯普及率は3月の調査で29.4%。ほぼ3世帯に1世帯は薄型テレビを所有している。その中でも37型以上の大画面テレビが急速に拡大し、薄型テレビの3分の1が37型以上となった」と大画面化について紹介。プラズマテレビ市場に関しては、「シェアは7割を超え、7月時点で42型以上が6割を超えている。パナソニックが提案してきた、“リビングのスタンダードは42型以上”が現実のものになりつつある」と、42型以上を大画面の基準に位置付けた。

 さらにフルHD化を進めていく方針で、「37型以上では、フルハイビジョンの構成比率が半分を超えている。放送でも本格的にハイビジョンの番組が増えているほか、ムービーやデジタルカメラなどのHD化などの周辺環境もHD化が進み、フルHDがより身近なものになりつつある。それらが相互に繋がることで新たな価値を生み出す“フルハイビジョンビックバン”の時代を迎えている」とし、全モデルでフルHDパネルを採用した新VIERAを紹介した。


大画面テレビでのフルHDテレビの構成比率が5割を超える HD対応周辺機器と連携し「フルハイビジョンビックバン」へ

 新パネルの特徴などに加え、動画応答性能や自発光などのプラズマの特徴を紹介。さらに、HDMIリンクによるDIGAやシアターラックとの連携機能「VIERA Link」に加え、PZ750シリーズが新たに対応したアクトビラのVOD、PLCアダプタによる「ドアホン連携」についても解説。これらの周辺機器との「リンク」についてもVIERA Linkとして訴求していくという。

アクトビラビデオに対応 リンク機能の拡張としてドアホン連携もアピール

 なお、同社はテレビ向けデバイスは、37型以上をプラズマ、37型未満を液晶として展開していたが、今回37型の液晶テレビを発表している。西口本部長は、「大画面はプラズマという戦略に変更はない。市場が42型以上にシフトしているので、37型がコモディティ化している。しかし、37型でも“フルHD”を求めるニーズがあり、ニーズに対応するために37型液晶を用意した」と説明している。


■ 宣伝キャラクターに小雪さんと、妹役に綾瀬はるかさんを起用

発表会には、小雪さん(左)、綾瀬はるかさん(右)も出席した
 新VIERAのプロモーションは、「まぶしすぎないプラズマテレビ」をコンセプトとして展開。新CMには2004年より出演している小雪さんを引き続き起用し、8月31日よりオンエアする。

 またCM楽曲についても、ケルテッィク・ウーマンの「ユー・レイズ・ミー・アップ」を引き続き使用し、小雪さんがやさしさの象徴となり、「まぶしすぎずに動きの速い映像もくっきり鮮やかで見やすい」、「ネットワーク機能の簡単操作で使いやすい」、「環境に配慮した設計」をアピールしていくという。

 なお、同社の「ビエラサイト」では8月10日12時より、CM先行ロードショーが実施される。

 さらに今回から「ビエラリンク!」のCMに、小雪さんに加え、妹役として綾瀬はるかさんが、パナソニックのCMに初登場。9月中旬からオンエアする予定。発表会には、小雪さんと綾瀬はるかさんも出席した。

 小雪さんは、VIERAの新CMで、チワワとダックスフントのミックス犬「チワックス」と共演。チワックスの子犬も偶然、「小雪」という名前で、「撮影の時に私と同じ名前とお聞きして、撮影がちょっとしづらいというか、呼びにくいというか…」と小雪さん。

 CMの内容については「今回は、人にやさしくというコンセプトがありまして、それを子供たちの目とか、かわいい子犬の目を通して表現しているんです。とてもかわいらしい、ほほえましいCMに仕上がっていると思います」と自信をみせた。

 「ビエラリンク!」のCMで共演した、綾瀬はるかさんの印象については「とてもピュアで、かわいらしい女の子」。綾瀬はるかさんの小雪さんの印象は、「最初、すごい緊張していたんですけど、実際に撮影が始まると、小雪さんが本当にやさしく、たくさん話しかけてくだっさたりして、現場はすごい緊張感がありますけど、楽しくて、すぐ終わりました」という。

 また、小雪さんも「撮影自体は、非常に和やかに進んで、とても楽しかったです」とのことで、CM撮影現場の雰囲気もよかったようだ。

 ビエラリンク!の機能については、「すごく便利な機能が満載で、SDカードをそのまま差し込むと、映像が直接見られるという、簡単な方法で、楽しめる。皆さんにも体験して欲しいな」と小雪さん。綾瀬はるかさんも、「撮った写真もSDカードを入れるだけで、大きい画面で写真が見れるというのは、なんかいいなと思います。沢山写真を撮って、大きな画面でみて、楽しんでいただけたらいいなと思います」と、デジタルカメラの画像が大画面で見られる機能をおススメしていた。

 最後に新VIERAのセールポイントについて小雪さんが、「今、テレビも利便性だけではなく、環境についても、とても考えなくてはいけない時代に入っていると思います。色んなものが融合するのが難しい時代ですが、ヒューマンビエラは環境にもやさしく、人にもやさしい、そして便利な機能も満載と、見事に3つの部分が融合できています。是非皆さんに、その便利さ、そして良さ体感していただきたいと思います」とアピールして締めくくった。

小雪さんの綾瀬さんの印象は「とてもピュアで、かわいらしい女の子」。綾瀬さんの小雪さんの印象は「撮影が始まると、小雪さんが本当にやさしく、たくさん話しかけてくだっさた」と互いに好印象だった 小雪さん 綾瀬はるかさん

□松下電器産業のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/index3.html
□ニュースリリース(PZ750シリーズ)
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070809-2/jn070809-2.html
□ニュースリリース(PZ70シリーズ)
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070809-1/jn070809-1.html
□ニュースリリース(LZ76シリーズ)
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070809-3/jn070809-3.html
□ニュースリリース(3.1chシアターラック)
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070809-5/jn070809-5.html
□ニュースリリース(PLC)
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070809-6/jn070809-6.html

( 2007年8月9日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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