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ソニーは、フルHD/1,920×1,080ドットの反射型液晶パネル「SXRD」を採用したBRAVIAブランドのフロントプロジェクタ「VPL-VW60」を9月20日に発売する。価格は441,000円。ボディカラーはブラックパール。
2006年10月発売の「VPL-VW50(735,000円)」の後継機で、搭載するSXRDパネルは0.61型/1,920×1,080ドットとVW50と共通だが、光学ユニットの改善などにより、コントラストを最大35,000:1(アドバンストアイリスオートモード1選択時/VW50は15,000:1)まで向上している。輝度は1,000ルーメン。 シーンの明るさに連動して絞りを調整する「アドバンストアイリス2」を搭載。ランプから光学ユニットを経由して送られてくる光の方向を整える「ハイコントラストプレート」と組み合わせることで、コントラスト性能を向上した。コントラスト比35,000:1は、「業界最高」としている。 光学ユニットも改善し、奥行きある階調表現豊かな映像再現を可能としたという。レンズは約1.8倍の電動ズームで、F値は2.54~3.53。40~300型までの投写に対応する。レンズシフト機構も搭載する。ランプはVPL-VW50と同じ200W出力の高圧水銀ランプで、交換ランプ「LMP-H200」の価格は42,000円。 また、映像エンジンとして各種映像処理技術を最適化した「ブラビアエンジン」を新搭載し、画質の向上を図っている。
HDMI入力端子を2系統装備し、1080/60p、50p、24pの各映像信号に対応する。また、HDMI CEC(Consumer Electronic Control)をサポートしており、AVアンプなどの接続機器との電源連動が可能となる。HDMI以外の入力端子は、コンポーネント、S映像、コンポジット、D-Sub 15ピン(アナログRGB/コンポーネント共用)を各1系統装備する。トリガー端子やRS-232C端子も備えている。 空冷エアーダクト構造や、独自の低ノイズファンの採用により、ファンノイズは約22dBに低減。消費電力は300W。外形寸法は395×471×174mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約11kg。 新デザインのリモコンが付属。プロジェクタでの利用頻度の高いシャープネスや明るさ、コントラストなどを直接調整できるダイレクトキーを設置するなど、使い勝手の向上を図っている。
□ソニーのホームページ ( 2007年8月21日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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