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株式会社マランツ コンシューマー マーケティングはCDプレーヤー「CD6002」を9月に発売する。価格は47,250円。カラーリングはゴールドとブラックの2色を用意。 また、ステレオプリメインアンプ「PM6001」にブラックモデルを追加。同じく9月に発売する。価格は47,250円。「PM6001」は2006年3月に発売されたアンプで、ゴールドとシルバーモデルを販売。ブラックモデルの追加により、合計3色のバリエーションとなる。
■ CD6002 SACDプレーヤーの開発で培ったノウハウを盛り込んだという、薄型の単体CDプレーヤー。ただし、SACDの再生には対応していない。 DACに、同社ハイエンドDVDプレーヤー「DV9500」や「DV9600」でも採用した、シーラスロジックの「CS4398」を採用。その性能を活かすため、後段のアナログオーディオ回路には、マランツ独自のHDAM回路を採用。OPアンプを使わない電流帰還型回路となっている。
ピッチコントロールや、同軸/光デジタル端子からのデジタル出力機能を備えているが、これらの機能をOFFにすることで、より高音質な再生ができるという「オーディオEXモード」を用意。両方の機能を停止した時に最高の音質になるが、ピッチコントロールをOFFにしつつ、デジタル出力のみをONにすることもできる。
音楽CDに加え、MP3/WMAファイルを記録したCD-R/RWの再生にも対応。対応ビットレートはMP3が32~320kbps、WMAが64~160kbps。タグ表示も英数字のみ対応する。
ダイナミックレンジは100dB以上。高調波歪率は0.002%。音声出力は光デジタル、同軸デジタル、アナログ音声を各1系統用意。ヘッドフォン出力も備え、ヘッドフォンアンプも内蔵する。電源ケーブルは着脱式。リモコンも付属する。外形寸法は440×283×87mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.7kg。
□ニュースリリース
■ PM6001 ブラックモデル
定格出力50W×2ch(8Ω)、70W×2ch(4Ω)のプリメインアンプ。カラーリング以外の仕様は共通。前述のCDプレーヤー「CD6002」や、CD/MDデッキ「CM6001」との組み合わせを想定している。 フラッグシップモデルのMA-9S1などに採用されるHDAM-SA回路を10カ所の基板上に実装。また、上級機の「PM-15S1」と同じ構成のアクティブフィルタ型トーンコントロール回路も備えている。インプットバッファ回路により、チャンネルセパレーションとSN比を向上させた。 ブロックコンデンサには音質検討を重ねたカスタム品を採用するほか、整流回路には、高速応答性を持つショットキーバリアダイオードを搭載した。MMカートリッジ対応のフォノイコライザ回路を搭載。ボリュームアンプとパワーアンプには、電流帰還型回路を採用する。トーンコントロール、バランス回路をバイパスして最短で回路を結ぶソースダイレクト機能も備える。
入力端子はアナログのCD、TUNER、DVD/AUX、PHONOが各1系統。また、テープ入出力を各2系統備える。スピーカー端子はバナナプラグ/Yラグ対応のWBT製ターミナルを採用。外形寸法は440×364×126.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.6kg。リモコンは、同社製CD/DVDプレーヤー、カセットデッキなどの基本操作が可能。
□ニュースリリース
□マランツのホームページ
(2007年8月23日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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