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既報の通り、東芝はHD DVDプレーヤーの第3世代モデルを10月に欧州向けに発売する。 HD DVDプレーヤー上位モデル「HD-EP35」はドルビーTrueHDやDTS-HDなどのビットストリーム出力に対応。各色8bitを超える色深度を扱えるDeepColorもサポートしており、想定価格は449~499ユーロ。下位モデル「HD-EP30」はビットストーム出力やDeepColorには非対応で、想定価格は349~399ユーロ。 また、隣接のHD DVDブースでは、HD DVDビデオタイトルの紹介や、HD DVD関連製品の展示も行なわれている。
8月31日に液晶テレビ最上位機「Zシリーズ」も発表されており、同社はCEC機能「REGZA Link」なども含めブースを展開している。
10月には、投射距離50cmまで対応する短焦点のDLPプロジェクタ2モデルを発売。パネル解像度1,024×768ドットの「ex20」と、1,280×800ドットの「ew25」を用意し、価格はそれぞれ1,600ユーロ、1,990ユーロを想定。ブースでは実際に投射してゲームなどの映像が流されていた。
ew25は、投射距離0.49mで対角1.02m(39.78インチ)が表示可能。中間階調を改善するTIの技術「BrilliantColor」に対応する。映像入力はコンポーネント、S映像、コンポジットが各1系統で、アナログRGB(D-Sub 15ピン)は2系統装備する。 そのほか、動画/音楽プレーヤーとしても利用できるSDカード記録の小型ビデオカメラ「Camileo」も展示、実際に撮影も行なえた。500万画素CMOSを搭載し、光学3倍ズームを装備する。本体に64MBメモリも内蔵。価格は約130ユーロ。
□IFA 2007ベルリンショーのホームページ(英文) ( 2007年9月3日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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