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松竹株式会社は、HD DVDビデオの新タイトルとして、山田洋次監督が藤沢周平小説を映像化した「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」の3作品を11月28日に発売する。価格は各5,040円。
いずれのタイトルも本編ディスクのみを収録。それぞれの作品に、特典映像として特報と予告編を収めている。なお、「武士の一分」には音声解説トラックも収めている。
「たそがれ清兵衛」は、山田洋次監督が初めて挑んだ本格時代劇として話題を集めた作品。妻に先立たれた下級武士・井口清兵衛と、彼の幼馴染・朋江を通じて、恋愛や父と娘との絆を描いていく。主演は真田広之。ヒロインは宮沢りえ。世界的な舞踏家である田中泯が、清兵衛の敵役として迫力の演技を披露している。 「隠し剣 鬼の爪」は、「たそがれ清兵衛」のスタッフが再び結集し、秘剣「鬼の爪」をめぐる友情と憎悪、そして愛を描いた作品。出演は永瀬正敏、松たか子、吉岡秀隆ほか。
「武士の一分」は山田洋次×藤沢周平の時代劇3部作の最後を飾る作品。藩主の毒見役をつとめていたことで毒にあたり、視力を失った下級武士・三村新之丞を中心に、彼の苦悩や妻との愛を描いていく。主役に木村拓哉を起用したことが大きな話題となったほか、名脇役・笹野高史の光る演技も高い評価を集めた。
□松竹のホームページ
(2007年9月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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