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ソニーは26日、モバイル機器向けの低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの製造を行なう合弁会社のエスティ・エルシーディ株式会社(STLCD)と、エスティ・モバイルディスプレイ株式会社(STMD)を12月1日に経営統合、新会社を設立すると発表した。 STLCDは、ソニーと豊田自動織機株式会社の合弁会社として1997年10月に設立され、両社の得意分野を結集して生産を開始。2005年3月に第2の製造拠点としてSTMDを設立した。経営統合で製造機能の効率化を図り、競争力の強化を目指す。 新会社の経営はソニーが主体的に行なうとしており、2009年3月31日までにソニーの完全子会社とする予定。なお、12月1日の新会社設立時の出資比率はソニーが86%、豊田自動織機が14%。 ソニーは、「中小型液晶ディスプレイ事業において、今まで以上に迅速な意思決定、機動的な経営を目指す」としている。
□ソニーのホームページ ( 2007年9月26日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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