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パイオニア株式会社は、車載ナビゲーションシステム「カロッツェリア」新モデルとして、「HDD楽ナビ」5機種と、「DVD楽ナビ」4機種を10月下旬より順次発売する。各モデルの発売時期や価格は下表の通り。
■HDD楽ナビ
5モデルとも、7型ワイド液晶ディスプレイと、容量40GBのHDDを内蔵するHDDナビシステム。 CD/DVD部の機能として、DVDビデオ、DVD-R/RWメディアに記録したDVDビデオのほか、新たにVRモード記録のディスク再生にも対応した。そのほか、オーディオCDや、CD-R/RWメディアに記録したMP3/WMA/AAC/DivXファイルなどのデータ再生が行なえる。また、ナビ画面とAV画面を同時に表示できる「P side Map」機能も搭載した。 新機能として、インターフェイスを自由にカスタマイズ可能な「マイセットアップ」機能を搭載。使用頻度の高い機能などを自分で選択してボタンを画面内に自在に配置可能。画面の配色やメニューの画面表示などを好みの内容に設定できる。 また、音声操作も語彙拡張などの機能強化が行なれているほか、カロッツェリアナビユーザー間で渋滞情報を共有できる「スマートループ渋滞情報」に対応する。
インダッシュ型は「AVIC-HRZ009G/HRZ009」、「AVIC-HRZ008」の3モデルで、いずれも最大出力50W×4chのアンプを内蔵。AM/FMチューナも搭載する。 別売のiPod接続アダプタ「CD-I020」を利用することで、iPodとの連携にも対応。楽曲再生のほか、ビデオiPod接続時には映像再生も行なえる。 「AVIC-HRV002G/HRV002」の2モデルはオンダッシュ型で、別売の取り付け金具「AD-V200」を利用することで、インダッシュモデルのようにナビ部の前にディスプレイを固定できる。
AVIC-HRZ009G/HRZ002Gの2モデルには、別売の地上デジタルチューナ「GEX-P09DTV」(84,000円)相当の機能を搭載し、12セグ/ワンセグ受信に対応。受信した信号を増幅する独自開発のデジタルチューナを搭載するほか、信号レベルが低い場合も、一定のS/N比が確保できれば、復調が行なえる独自開発の新型復調LSIを採用し、受信感度を向上している。 また、最寄の中継局へと自動切換を行なう「オート中継局サーチ」機能を搭載するほか、映像/音声受信時のエラーを自動で補正し、移動時のブロックノイズや音切れなどを低減するデータ補完技術採用の新「デジタル リバイズ エンジン」を搭載。ワンセグ視聴にも対応する。なお、AVIC-HRZ009とAVIC-HRV002では、地上デジタルチューナが省略されている。 AVIC-HRZ008は、地上デジタルチューナの代わりに別売のワンセグチューナ「GEX-P01DTV」(31,500円)相当の機能を内蔵するワンセグ受信対応モデルとなる。 ■DVD楽ナビ
4モデルとも、2006年発売の前モデルから基本機能に変更はなく、地図データの更新などが行なわれたマイナーチェンジモデルとなる。 インダッシュ型として、6.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「AVIC-DRZ009/005」の2モデルを用意。CD/DVD部の機能として、DVDビデオ再生のほか、ビデオモード記録のDVD-R/RW再生や、オーディオCD、CD-R/RWメディアに記録したMP3ファイル再生が可能。 AVIC-DRZ009はMDプレーヤーを内蔵し、ATRAC/ATRAC3記録のMDディスク再生が行なえる。50W×4chのアンプを搭載するほか、AM/FMチューナ、アナログTVチューナも内蔵する。AVIC-DRZ005は、CD/DVD再生が可能なほか、アナログチューナ(ハイダウェイユニット)が分離可能なモデル。 7型ワイド液晶ディスプレイを搭載するオンダッシュ型「AVIC-DRV002/DR001」も用意。AVIC-DRV002はDVDビデオや、オーディオCD再生のほか、MP3ファイル再生に対応。AVIC-DR001はアナログテレビチューナを搭載し、DVD/CDメディア再生機能非搭載のDVDナビとなる。 □パイオニアのホームページ ( 2007年10月1日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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