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■ KUROを中心にブース展開するパイオニア パイオニアは、新プラズマテレビ「KURO」やカーナビを中心にブース展開している。 KUROの視聴/体験ルームも設置して、高画質をアピール。従来モデルとの画質比較や、新搭載したリビングモードのデモなどを行なっている。
1日に発表したAVアンプのフラッグシップモデル「SC-LX90」も展示。10ch、合計1,400Wの出力に対応したハイエンドAVアンプで、パワー部、プリ部の完全独立設計や、同機に導入した高音質設計などを説明している。 また、フラッグシップスピーカー「TAD Reference One(315万円/1本)」も展示。同スピーカーの専用視聴室もブース外に設けている。
光ファイバを利用してHDMIケーブルを最大300mまで延長する技術のデモも実施。専用のトランスミッタとレシーバを、HDMI/DVI経由で映像機器間に設置することで、100mを超える長距離接続でも安定した映像伝送を可能とする。 HDMIケーブルで機器間接続した場合、10m以上の接続では不安定となり、画質劣化などを伴う事がある。同技術では、トラスミッタ側でHDMI入力信号を光信号に変換し、光ファイバでレシーバに伝送、レシーバ側で復号し、長距離伝送を可能とする。 映像信号だけでなく、制御信号も双方向に伝送可能となっている。デモでは、パソコンのタッチパネル用アプリケーション画面をタッチパネル対応PDPに表示。PDPに記載した図表がそのままPC上で反映されており、双方向伝送時の遅延の少なさをアピール。製品化のスケジュールは決まっていないが、「業務用途を中心に、引き合いは強い。光ファイバの扱いなどの課題はあるが早期の発売を目指したい」としている。 また、NHKの技研研公開でも出展していた小型/超高感度な撮像デバイス「HEED冷陰極HARP撮像板」のデモも実施。解像度は640×480ドットで、映像はモノクロだが、3枚のHARPを利用した3板式とすることでカラー撮影も可能となる。
■ 三菱は140型LEDオーロラビジョンを出展
三菱電機は、新液晶テレビ「REALシリーズ」や携帯電話などを出展。Blu-rayレコーダと携帯電話を利用した利用提案なども行なっている。 ブースの中心では、140型の“オーロラビジョンLED”「Resolia」を展示。140型で、横768ドット、縦448ドットのLEDを配置。大型画面にさまざまな映像情報を表示可能となる。 ショッピングモールや空港、駅、ショールームでの利用を想定しており、11月1日より発売。価格は4,500万円。新たに奥行を150mmまで小型化し、壁面設置や奥行きの短い場所への設置性を向上。さらに左右に2分割(発注時オプション)して納入/設置が可能としたことで、搬入路の問題から設置できなかった場所にも対応可能とした。
また、フルHD液晶プロジェクタ「LVP-HC6000」も出展。専用のシアタールームでデモを行なっている。
□CEATEC JAPAN 2007のホームページ ( 2007年10月3日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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