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バンダイビジュアル株式会社は、アニメ「カウボーイビバップ」を再DVD-BOX化。「COWBOY BEBOP DVD-BOX」として2008年2月22日に発売する。価格は29,400円。ディスク7枚組みとなっており、初回限定生産。 カウボーイビバップのDVDは、'98年から単品版が各7,140円(最終巻は5,250円)でリリース。 その後、音声をドルビーデジタルステレオから、ドルビーデジタル5.1chにサラウンド化し、渡辺信一郎監督が選出した3話を収録したベスト盤「COWBOY BEBOP the compilation」が2001年に2巻(各2,940円)発売された。 その後、2004年12月に、テレビシリーズ全話を5.1ch化したDVD-BOX「COWBOY BEBOP 5.1ch DVD-BOX」(42,000円)が発売。そのため、今回リリースされる「COWBOY BEBOP DVD-BOX」は2回目のDVD-BOX化となる。 10周年を記念した製品としてリリースされるもので、従来のDVD-BOXとの違いは、映像をHDリマスターしていること。音声もこれまでのドルビーデジタル5.1chに加え、ドルビーサラウンドのトラックも新たに追加している。 また、以前リリースされたBOXとは異なり、特典グッズなどを省くことで低価格化。 42,000円から29,400円と、12,600円安くなっている。 ディスクは片面2層で、7枚組み。計26話を収録している。初回封入特典としてライナーノーツを収録するほか、特典映像として、'98年にDVDに先駆けて発売された「カウボーイビバップ Session#0」の内容も収めている。 「カウボーイビバップ」は、JAZZとアニメーションをセンス良く融合させ、「近年最もクールなアニメ」と称された作品。'98年4月よりテレビ東京系にて13話で放送。夕方の6時という放送時間帯にも関わらず、ハードボイルドでストイックな人間ドラマを展開。クオリティの高さから一躍話題となり、同年10月よりWOWOWで全26話を放送。2001年には劇場版も公開。海外でも高い評価を得て、監督の渡辺信一郎は「アニマトリックス」にも参加した。 物語の舞台は宇宙時代を迎えた21世紀の太陽系。惑星間に散らばった犯罪者を捕らえるため、賞金稼ぎ制度が導入されており、賞金稼ぎ達はカウボーイと呼ばれていた。主人公のスパイクと、相棒で元刑事のジェットもそんな賞金稼ぎの一員。ひょんなことから行動を共にすることになった詐欺師のフェイ、ハッカーのエドらと共に、何者にも束縛されない、気ままなその日暮らしが展開する。
シリーズ構成は信本敬子。音楽は菅野よう子。声の出演は山寺宏一、石塚運昇、林原めぐみ、多田葵ほか。
□バンダイビジュアルのホームページ
(2007年10月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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