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ソニー、HDMI Ver1.3a「HIGH SPEED」対応のケーブル
-平型ケーブル採用。10.2Gbpsで1080p以上の伝送も


11月10日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、平型ケーブルを採用したHIGH SPEED対応のHDMIケーブル「DLC-HD10/15/20/30/50/100HF」を11月10日より順次発売する。1、1.5/2/3/5/10mの6種類を用意。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格と発売日は下表の通り。

型番 長さ 予想価格 発売日
DLC-HD10HF 1m 5,000円前後 11月10日
DLC-HD15HF 1.5m 5,500円前後
DLC-HD20HF 2m 6,000円前後
DLC-HD30HF 3m 6,500円前後
DLC-HD50HF 5m 10,000円前後
DLC-HD100HF 10m 20,000円前後 11月21日

 既報の通り、HDMI Ver1.3aで定義された「カテゴリ2」に分類されるHIGH SPEED対応のHDMIケーブル。最大伝送速度が従来の約2倍、4.95Gbpsから10.2Gbpsとなっている。

 HDMIの仕様では、「カテゴリ1」と呼ばれる75Hz/1080iまでの伝送に対応するケーブルは「STANDARD」と定義。「カテゴリ2」は8bit超の色深度(Deep Color)、120Hz以上、1080p以上の信号伝送が可能なケーブルであり、HIGH SPEEDと呼ばれる。これらのカテゴリは、製品にラベルを付けて識別可能にすることが求められている。

 平型ケーブルを採用したのが特徴。曲げた際に、ケーブル内部にストレスが発生しにくく、伝送ロスの低減に効果があるという。また、各ペア芯線ごとに、アルミテープ(高周波数帯域用)と横巻き銅線(低周波数帯域用)でシールド。芯線同士の相互干渉を防いでいる。

 端子への微振動の伝搬を避けるため、プラグにはアルミグリップを採用。端子は24K金メッキ。ケーブルには接続方向が定義されており、ケーブル面に「Signal Flow→」(信号の流れ)がわかりやすく表示されている。

プラグにはアルミグリップを採用 丸型ケーブルと比べると、曲げた際のストレスが少ないという 各ペア芯線ごとにシールドが施されており、相互干渉を防いでいる

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/cord/acc/index.cfm?PD=29398&KM=DLC-HD10HF/DLC-HD15HF
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070912/sony3.htm

(2007年10月26日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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