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シャープ株式会社は、液晶テレビ「AQUOS」や、ブルーレイレコーダ「AQUOSブルーレイ」との連携が可能なデスクトップパソコン「インターネットAQUOS」5モデルを11月下旬より発売する。 HDD容量やカラーの違いなどで、5モデルをラインナップ。価格はすべてオープンプライス。ディスプレイは付属せず、ファミリンク対応の液晶テレビ「AQUOS」との併用を提案している。
PC-AX120VとPC-AX80Vには、デジタル放送録画専用HDD「録画ユニット」を内蔵。AX120Vは500GB HDD、AX80Vは250GBの録画用HDDを備えている。なお録画用HDDはパソコン用領域として利用できない。 インターネットAQUOSにはチューナを内蔵していないが、液晶テレビ「AQUOS」のデジタルチューナーを用いて、i.LINK経由で録画ユニットに番組録画が行なえる。また、i.LINKを介した、AQUOSブルーレイ「BD-AV1/AV10」との連携も可能となっており、録画ユニットに録画した番組を、専用の「タイトルムーブソフト」を用いて、BD-AV1/AV10に伝送し、BD-REに書き出せる。 CPUは、PC-AX120VがCore 2 Duo T5500(1.66GHz)、PC-AX80V/AX30VがCeleron M 520(1.6GHz)、メモリは1GB、PC用HDDはAX120が250GB、AX80V/AX30Vが160GB。DVDスーパーマルチドライブを内蔵している。OSはWindows Vista Home Premium。 全モデルで「AQUOSファミリンク」に対応し、液晶テレビ「AQUOS」のファミリンク対応モデルとの連携操作が可能。付属ソフト表示設定ユーティリティにより、接続モデルに応じた画面設定が行なえる。 インターネットAQUOSに付属の「タッチパッドリモコン」から、接続したAQUOSレコーダの操作も可能。また、テレビ視聴中でも、リモコンの「PC/PCメニュー」ボタンを押すだけで、パソコンを起動し、自動的にパソコン画面に切り替える。リモコン上部にタッチパッド部を備えており、パッド上でのポインタ操作やクリック操作なども行なえる。 リモコンで操作が可能な専用の「PCメニュー」画面も用意し、Web検索や動画検索などが可能。同メニュー内には、150を超えるウェブサービスが登録されている。IrSS対応携帯電話からのワイヤレスでの写真データ読み込みに対応。BGMスライドショー機能も備えている。 HDMI出力、DVI-I出力、ライン出力、ヘッドフォン出力、光デジタル音声出力、マイク入力を装備。Ethernet(1000BASE-T)やUSB×4、i.LINK×1も装備する。 AX120V/AX80VにはOffice Personal 2007も同梱。ノートPC用CPUの採用などにより、消費電力を低減し、筐体の薄型化を実現。縦置き時の外形寸法は175×299×354mm(幅×奥行き×高さ)、スタンドを含む重量は7.2kg(AX120V/AX80V)、6.6kg(AX30V)。
□シャープのホームページ ( 2007年11月7日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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