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ニフティ株式会社は15日、SD-Audio(AAC)形式を採用した音楽配信サービス「MOOCS(ムークス)」を2008年3月上旬で終了すると発表した。サイト自体は「MOOCS」の名前を残したまま、音楽情報サイトとして存続する。 MOOCSは、ニフティが2005年10月に開始した音楽配信サービス。楽曲をSD-Audio(AAC)形式で配信するのが特徴で、対応する携帯電話やオーディオ機器での再生が可能。著作権管理には、東芝のDRM技術「MQbic(マルチキュービック)」を採用、ダウンロード楽曲やCDの楽曲をSDカードに書き込む際には、CPRM技術が用いられている。 今後は、11月30日に専用ソフト「MOOCS PLAYER」のダウンロードが終了。2008年3月上旬には全楽曲の販売が終了される。サポートは楽曲販売終了まで実施。また、サービス終後も、従来通り再生やSDカードへのチェックイン/アウトは行なえる。 ただし、専用バックアップツールを利用し、購入楽曲をバックアップ/復元することはできなくなる。既にバックアップした楽曲の復元も、サービス終了後は行なえない。同社ではMOOCS PLAYER、またはSD-Jukeboxを用いて、音楽CDとしてライティングする保存法を推奨。CDに書き出せない楽曲については、SD-カードへチェックアウトして保存するよう呼びかけている。
なお、2008年3月上旬後は、音楽総合サイトにリニューアル予定。コミュニティサイト「Human Music Community」のコンテンツや、邦楽・洋楽の各アーティストのプロフィールや楽曲、新譜情報を提供するサイトになるという。
□ニフティのホームページ
(2007年11月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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