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パイオニア、±R 20倍速対応のATAPI内蔵型ドライブ
-CD再生改善の「PURE READ」搭載。18倍速同等に静音化


ブラック

11月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 パイオニア株式会社は、DVD±R 20倍速記録に対応するATAPI内蔵型のDVDドライブ「DVR-A15J」を11月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円以下の見込み。販売元は株式会社エスティトレード。ベゼルカラーはクリアホワイト(W)とピアノブラック(BK)、プレミアムシルバー(SV)の3種類。

 ATAPI接続の内蔵型ドライブ。DVD±Rの記録速度が従来モデル「DVR-A12J」より向上、最大20倍速に対応した。そのほかのメディアへの記録速度はDVD±R DL 10倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD-RAM 12倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 32倍速。

傷や汚れの付いたCD-R(左)や音楽CD(右)を「PURE READ」適用前後で再生比較したところ、読み取りエラー/補間によるノイズや不正なループなどが、適用後には改善されていた

 音楽CD再生時に、表面の汚れや傷を原因としたデータ欠落と補間による劣化を最小限に抑えるという「PURE READ」(原音再生)機能を搭載。

 同様の機能は6月発売のシリアルATA接続モデル「DVR-S12J」にも搭載されていたが、ATAPI接続型では初めての採用で、DVR-S12Jのバージョンより精度などをブラッシュアップ。なお、CDリッピング時にも適用される。また、ライティングソフトとして、同機能の設定などが行なえる「Power2Go 5 for PURE READ」をバンドルする。

 そのほかの機能として、DVDドライブのレーザーを利用し、対応メディアのレーベル面に描画が行なえる「Labelflash」が利用可能。記録品質の悪いディスクの再生可能性を高める「PowerRead」機能も備えている。

 独自のハニカム構造や、筐体内部の防塵・防音パッド追加による静音設計を施したほか、「アドバンスド静音ファームウェア」により、用途に応じたディスク回転速度で駆動可能。気流の制御を目的としたトレイ部のスリットも見直され、「20倍速記録時でも18倍速と同等の静音性を実現した」としている。

 対応OSはWindows 2000/XP/Vista。バンドルソフトは、オーサリングソフト「PowerProducer 3」や、再生ソフト「PowerDVD 7」、静音ファームウェアの設定などが行なえる「パイオニアドライブユーティリティ」など。


ディスクトレイ部。手前の水色の矢印で示されたスリットを新たに設け、静音性をさらに向上 シルバー ホワイト


□パイオニアのホームページ
http://pioneer.jp/
□ニュースリリース
http://pioneer.jp/press/release610-j.html
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( 2007年11月19日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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