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キヤノン株式会社は、AVCHDフォーマット対応のHDDビデオカメラ「iVIS HG10」の周辺機器として、撮影動画をAVCHD形式のDVDメディアとして書き出せるDVDライター「DW-100」を2008年3月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後の見込み。
HG10とUSB 2.0(ハイスピード)で接続し、HDDに記録した動画を12cm DVDにライティングできるDVDライター。AVCHD形式で撮影したHD解像度の動画を、そのままDVD-R/R DL、DVD-RWメディアに書き出せる。PLAYSTATION 3や対応するBDレコーダなどで再生可能。 なお、HG10はSD解像度で撮影するモードを備えておらず、DW-100にもAVCHD(HD解像度)をMPEG-2(SD解像度)に再エンコードする機能は備えていないため、DVDビデオは作成できない。また、ディスク作成時には、HG10側で動画の再生順序を指定して書き出せるが、DVD/BDビデオのようなメニューは作成できない。 DW-100にはAV出力が装備されていないため、AVCHD形式のDVDディスクを再生する場合にもHG10との接続が必要。HG10をデコーダとして使用し、HG10からテレビなどへ出力する。なお、対応するビデオカメラはHG10以外にも拡充していく予定。
本体天面には「Power/Mode」、「Start」、「Open/Close」の3ボタンを用意。簡単な操作でライティングが行なえる。外観はピアノブラック仕上げ。外形寸法は約179×275×70mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.9kg。なお、使用にはHG10のファームアップが必要で、そのためのディスクも同梱。電源は付属のACアダプタを使用する。
□キヤノンのホームページ
(2007年11月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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