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株式会社エフエム東京(TOKYO FM)は27日、本格放送を行なっているデジタルラジオの3セグメント放送702ch「MAGIC」で、12月3日からスタートする新番組「ENERGY PREMIUM ~大澤亜季子・伊藤友里のLove Note~」の番組制作発表会を、Second Life内にて行なった。 3セグメント放送では、通常の音声放送に加え、動画やデータコンテンツも交えた放送が行なえるのが特徴。対応する携帯電話が増加する一方で、PC用のUSBワンセグチューナでもデジタルラジオの聴取が可能になるなど、PCとの親和性も高まりつつある。
また、TOKYO FMではSecond Lifeにも注力。セカンドライフ内の「メルティングドッツ島」にサテライトスタジオ「3セグメント放送 セカンドライフスタジオ」を建設。アバターに装着させることで、デジタルラジオ3セグメント放送の内、702ch「MAGIC」がリアルタイムで聴けるヘッドフォンを無償で配布している。
今回の新番組制作発表会は、その「3セグメント放送 セカンドライフスタジオ」にて実施。発表会の告知はSecond Life内で行なわれていたが、スタート前から会場内には多数のアバターが集まった。
■ 恋の情報番組「Love Note」
新番組「Love Note」は、12月3日からスタートし、隔週月曜日の22時~23時にオンエアされる。なお、月・水・金の22時~23時、火・木・土の20時~21時と24時~25時には再放送も行なわれる。 現役女子大生の2人がパーソナリティーを務めるトーク番組。日本大学2年生であり、フジテレビ系「めざまし土曜日」の三代目お天気キャスターでもある大澤亜季子と、TBS「オビラジ」などに出演する立教大学2年生・伊藤友里が出演。イベントやファッション、エンターテイメントなどの情報を盛り込みつつ、恋愛トークも展開する「女の子を応援する、恋の情報番組」がコンセプトだ。
Second Lifeは初めてだという2人のために、メルティングドッツの代表取締役である浅枝大志氏がサポート役として参加。3人に似せたアバターがSecond Lifeの会場内に登場すると、アバターから拍手の効果音が沸き起こった。
番組について大澤さんは「二十歳の女の子の視点で、毎回テーマに沿って本音でトークする番組です」と説明。ちなみに第1回目のテーマは“クリスマス”。収録した感想として伊藤さんは「ラジオは初めてなので緊張しました。デジタルラジオだと顔も映っているので、その点でも緊張(笑)。でも、2人は年齢がほとんど同じなので、収録だということを忘れるくらいずっと話し込んでしまいました」と笑う。
大澤さんは抱負として、「聴いている女の子に共感してもらえるような番組になれば嬉しい。男の子には“二十歳の女の子はこんなことを考えているんだ”と、参考にして欲しい」という。大澤さんは「私の知っている美味しいお店の紹介など、情報発信もしていきたい」と意欲を見せた。
なお、会場に集まったアバターは、巨大なイチゴや、アンパンマンに良く似た人、ポテトを食べながら観賞しているシャア少佐風の人、長ネギを手にした初音ミクに良く似た少女など、個性的な外観を持つキャラクターが多く、Second Life初体験のパーソナリティー2人は興味津々。
また、トークに対してチャットで即座に反応が返ってくるのが新鮮だったようで、「Second Lifeでお勧めの場所は?」、「Second Lifeで出会って恋人になった人とかっているんですか?」など、逆に観客アバター達に質問する一幕も。「恋人どころか、結婚式をSecond Life内であげた人もいる」と聞くと、2人はビックリ。また、アバターに様々な服が着せられることなどを聞き、「ショッピング大好き!」と身を乗り出すシーンもあった。なお、発表会の様子は、今後の番組の中でも紹介される予定だ。
□エフエム東京のホームページ
(2007年11月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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