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日本ビクター株式会社は、周囲の騒音を約1/8に低減できるというノイズキャンセリングヘッドフォン「HP-NC250」を2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後の見込み。 ハウジングにマイクを内蔵し、周囲の騒音を検知。逆相の音を再生することでノイズをキャンセルできるヘッドフォン。低減された騒音に対し、再度同じ処理を行ない、さらなる低減を図る「フィードバック方式」を採用。150Hzの騒音の場合、約1/8に低減できるという。
また、こうしたアクティブなノイズキャンセル機能だけでなく、ハウジング部にも工夫。2重構造にすることで、中高域のノイズを構造的に低減する新開発の「デュアルハウジング構造」を採用した。 ノイズキャンセル機能をOFFにした場合でも、スルー出力が可能。コードは着脱可能で片出しタイプ。1.5mと0.8mのものが付属し、用途に合わせて選択できる。プラグはステレオミニで金メッキ仕上げ。ハウジング部はフラットに折りたたみも可能。キャリングケースや航空機用プラグアダプタなども同梱する。
搭載するユニットは40mm径で、ドライバーにはネオジウムマグネットを使用。再生周波数帯域は8Hz~24kHz(NC:ON時)。インピーダンスは40Ω(NC:ON時)、96Ω(NC:OFF時)。出力音圧レベルは102dB(NC:ON時)、100dB(NC:OFF時)。電源は単4電池1本で、アルカリ電池を使った場合は約50時間の連続使用が可能。重量は150g。
□ビクターのホームページ
(2008年1月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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