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松下電器産業株式会社は、液晶テレビ「VIERA」(ビエラ)のLX80シリーズ3機種を、2月15日に発売する。32、26、20型を用意し、いずれもIPSパネルを採用。解像度はいずれも1,366×768ドット。店頭予想価格は下表の通り。
視野角が上下左右178度、解像度1,366×768ドットのIPSパネルを採用した液晶テレビ。32V型はIPSアルファテクノロジ製の「IPSαパネル」、26/20V型はIPSパネルを採用。チューナは地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを各1基搭載している。 シーンの特徴を検出し、バックライトの輝度をリアルタイムに制御する「インテリジェント バックライト コントローラー」と、シーンに応じてガンマカーブなどの信号制御をお行なう「ダイナミック コントラスト エンハンサー」で構成される「コントラストAI」を搭載。 32型は新開発の「WコントラストAI」となっており、開口率と光透過率を向上させた新IPSαパネルと組み合わせることで、コントラスト比10,000:1を実現。26/20V型のコントラスト比は公表されていない。ほかにも、シーンに合わせてMPEGノイズを効果的に低減するという「HDオプティマイザー」も備えている。 新機能として、対応するHDDレコーダと連携し、放送中の番組を一時停止する「番組キープ」機能を搭載。停止した番組は、追いかけ再生で続きを再生できる。さらに、追いかけ再生中の早送りや30秒スキップも可能。なお、番組キープを終了した際に、HDD内の同番組データを自動消去することもできる。 機能面では、HDMIケーブルを介して、レコーダやAVアンプなど、同社対応機器と連携できる「VIERA Link」にも対応。対応するラックシアターと接続すると、番組情報に合わせてサウンドモードが自動変更されたり、接続したレコーダやSDハイビジョンムービーを、画面上の操作パネルで制御することもできる。 また、2008年5月中旬よりCATV事業者に納入を予定している、同社のSTB「TZ-DCH2000B/2800B/2810B」とも連携でき、テレビのリモコンをSTBのリモコンに持ち替える必要が無いという。従来モデルでも「TZ-DCH2000/2000A/2800/2810」については、'08年5月頃に実施されるファームウェアのアップデートで対応するとしている。 同社の「どこでもドアホン」と接続することで、来客の映像をテレビで確認可能。センサーカメラと連携することで、例えば駐車場の車の周囲に不審者などがいた場合、テレビでその模様をモニタリングすることもできる。 EPGは番組ジャンル別に色分けした、新デザインを採用。Ethernet端子も備えており、「アクトビラ ベーシック」にも対応。SDメモリーカードに保存した静止画を表示する「テレ写」機能も使用できる。 1080/24p入力にも対応したHDMI端子を装備。いずれもチューナは1系統のみ内蔵しているが、レコーダなどの外部入力の映像と、チューナの映像を同時表示する「簡易2画面」表示も行える。付属のリモコンは、「VIERA Link」ボタンを中央に配し、「番組キープ」のダイレクトボタンを追加するなど、レイアウトが変更されている。
□松下電器のホームページ
(2008年1月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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