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ソニー、MP3再生対応ボイスレコーダの2GBモデル
-最高音質で35時間録音可能。形式はLPEC


ICD-SX88

2月21日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、MP3ファイルの再生にも対応するボイスレコーダ2機種を2月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はメモリ容量2GBの「ICD-SX88」が2万5,000円前後、1GBの「ICD-SX78」が2万円前後の見込み。カラーはSX88がブラック、SX78がシルバー。

 フラッシュメモリ内蔵のボイスレコーダで、メモリ容量とカラー以外の仕様は両機種共通。録音形式は独自の圧縮技術「LPEC(エルペック)」。楽器などの録音も想定して80Hz~20kHzまでの帯域が録音可能な「ステレオハイクオリティモード」(STHQ)を備える。

 従来モデル「ICD-SX77/67」のメモリ容量は1GB/512GBだったが、容量を拡大したことで、STHQモードではそれぞれ最大約35時間30分(SX88)/約17時間25分(SX78)の録音が可能になった。

 マイクは、単一指向性マイクとステレオマイクの切り替えが可能な「トリプルマイク」。録音レベルはオート/マニュアルが選択でき、マニュアルでは新たにリミッタ機能も採用した。録音時のノイズ対策としてローカットフィルタも備える。

ICD-SX78

 MP3の楽曲再生に対応。録音ファイル再生時に、聞き取りにくい小さな音だけを大きくする「デジタルボイスアップ」機能や、再生スピードの調整が可能。スピードを変化させても自然な音程で再生する「DPC(デジタルピッチコントロール)」も利用できる。

 PCとの接続はUSBで、USBマスストレージクラスもサポート。録音したデータの取り込みや管理は付属ソフトの「Digital Voice Editor Ver.3.1」を利用。録音したデータをMP3/WAVに変換できる。

 電源は単4ニッケル水素電池2本で、USB経由での充電も可能。なお、充電中に操作は行なえない。ACアダプタ「AC-U50A」も別売で用意する。連続使用時間は録音が約13.5時間(STHQ)~約19時間(LP)、再生が約16.5時間(STHQ)~約19.5時間(LP)。

 外形寸法は119.3×30.8×14.9mm(縦×横×厚さ)。電池を含む重量は74g。三脚穴付きのスタンドや、イヤフォンなどが付属する。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.jp/products/ic-recorder/sx88sx78_hub.html
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( 2008年1月22日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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