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松下電器産業株式会社は14日、4月14日から17日まで米ラスベガスで開催される「NAB2008」に出展する新製品を発表した。 ■ 業務用AVCHDカメラを2モデル用意 ハンドヘルド型の業務用AVCHDカメラ「AG-HMC150」を今秋より米国で発売する。価格は未定。なお、日本国内向けモデル「AG-HMC155」も用意する予定。 1/3型プログレッシブCCDを3枚搭載。35mm換算で28mmからの広角ライカディコマーズームレンズを搭載。光学式手ブレ補正機能(O.I.S.)を搭載する。 SD/SDHCカードに、MPEG-4 AVC High Profileでの映像記録が可能。ビットレート13Mbpsで、1080i/720p記録が行なえ、さらに高ビットレート記録にも対応するという。記録解像度は1080i(60i/50i)、1080p(30p/25p/24p)、720p(60p/50p/30p/25p/24p)などをサポートする。 3.5型の液晶モニタを搭載。フォーカス、アイリス、録画開始/停止などの制御が可能なリモコン端子や、録画開始直前の映像を記録できる「Pre-Rec」機能、時間/日付スタンプ機能も備える。 XLR音声入力や、HDMI出力、コンポーネント出力(D端子)、コンポジット出力、アナログ音声(RCA)出力などを装備。USB 2.0も備える。
業務用のショルダー型AVCHDカメラ「AG-HMC70」も4月に発売する。米国での価格は2,495ドル。日本国内向けに「AG-HMC75」も用意される予定。 SD/SDHCカードに、MPEG-4 AVC High Profileで映像記録が行なえるAVCHDカメラ。1/4型プログレッシブCCDを3枚搭載。レンズは35mm換算で38.5~462mmの光学12倍ライカディコマー広角ズームレンズで、光学式手ブレ補正機能(O.I.S.)を搭載する。 記録モードは13Mbps/9Mbps/6Mbpsの3種類を用意。記録解像度は1080iなどに対応し、2,100万画素の静止画同時撮影も可能。ワンプッシュオートフォーカス機能なども備える。 コンポーネント映像出力(BNC)のほか、XLR入力を装備。XLR入力はマイク/ライン切替、ファントム電源、オート/マニュアルレベル調整、フロント/リア切替機能を備える。また、ヘッドフォンボリュームも装備する。 製品には2GBのSDカードとPC用ソフトウェア「HD Writer」が付属する。そのほか、別売オプションとして大容量バッテリや、ワイド/テレコンバージョンレンズなどを用意する。 ■ 倍速駆動の業務用液晶モニタや64GB P2カード
業務用液晶モニタ「BT-LH1760」は4月より発売。米国での価格は5,000ドル以下。 解像度1,280×768ドットの新型IPSパネルを採用。120Hz倍速駆動に対応し、応答性能を向上。信号レベルでモニタリングできる「波形モニター表示機能」のほか、「ベクトルスコープ機能」も備える。 入力信号をリサイズせずにドットバイドット表示する「ピクセル・ツー・ピクセル・マッチング」機能や、「画面分割・静止画像表示」機能などを備える。 入出力端子は、DVI-D入力、SDI入力×2(HD/SD自動判別)、コンポーネント、RGB、PC用アナログRGB、外部同期、スピーカー出力、ヘッドフォン出力などを備える。SDI上のエンベデッドオーディオ、タイムコード表示、クローズドキャプション表示のほか、8ch音声レベルメーター表示機能なども備える。筐体はアルミダイキャスト製で、薄型、軽量で、耐久性にも優れるという。 また、P2カメラ用の記録メディア、P2カードも容量64GBの「AJ-P2C064(暫定)」を2008年秋より発売する。価格は未定。DVCPRO HDで約64分の記録が行なえる。 □松下電器産業のホームページ ( 2008年2月15日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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