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ソニー、フルHD倍速駆動の52型など「BRAVIA」V1/J1シリーズ
-卓上リモコン同梱。J1は4色のカラバリ


KDL-52V1
3月20日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、52V型でフルHDの倍速駆動パネルを採用したモデルなど、液晶テレビ「BRAVIA」のV1シリーズ3機種、J1シリーズ3機種の、合計6機種を3月20日より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。

シリーズ サイズ 型番 パネル コントラスト比 モーション
フロー
(倍速駆動)
発売日 店頭予想価格
V1 52V型 KDL-52V1 1,920×1,080 3,000:1 4月25日 46万円前後
46V型 KDL-46V1 37万円前後
40V型 KDL-40V1 26万円前後
J1 32V型 KDL-32J1 1,366×768 2,500:1 3月20日 17万円前後
26V型 KDL-26J1 2,000:1 15万円前後
20V型 KDL-20J1 1,200:1 11万円前後

 いずれのシリーズも、自社循環再生プラスチック材を採用。過去に同社が販売したトリニトロンカラーテレビの一部プラスチックや、液晶BRAVIAの製造過程で発生する発泡スチロール廃材などを精製し、材料として再利用している。


■ V1シリーズ

 52、46、40型のいずれもフルHD解像度の液晶パネルを採用。チューナは、地上/BS/110度CSデジタルと、地上アナログを搭載する。

 独自の倍速駆動技術「モーションフロー(MotionFlow)」に対応しており、通常(60Hz)の倍となる120Hzの高速駆動を行ない、独自のアルゴリズムにより生成した補間フレームを元信号に挿入。毎秒120コマ表示により、液晶テレビ固有の“残像感”を低減するという。

 「24p True Cinema」にも対応。フィルム撮影の24コマ映像をそのまま入力でき、「フィルム映画の質感をそのまま楽しめる」としている。

 高画質化回路は「ブラビアエンジン」を改良した「ブラビアエンジン2」を採用。シーン毎に明るさや動きに合わせてノイズ低減をコントロールでき、動きの少ない映像ではランダムノイズをメインに低減、暗いシーンではシャープネスを抑えてノイズを低減するなど、独自のアルゴリズムを用いて効果的なノイズリダクションができるという。

 1080p対応のHDMI入力を2系統装備。DeepColorもサポート。HDMI CECを利用した「ブラビアリンク」も利用でき、レコーダなどに加え、同社のハンディカムやテレビサイドPC「VGX-TP1DTW」なども操作できるようになった。リモコンには「リンクメニュー」が追加され、連動操作が可能な機器をワンボタンで一括表示することもできる。

赤外線のシンプルリモコンに加え、2.4GHz帯の無線通信(RF)を利用した「おき楽リモコン」も付属

 赤外線のシンプルリモコンに加え、2.4GHz帯の無線通信(RF)を利用した「おき楽リモコン」を付属。卓上に置いたままの使用を想定した多機能な大型リモコンで、障害物などの影響を受けずに操作ができるのも特徴。

 EPG表示は最大9チャンネルの同時表示に対応。チャンネル選択時、画面中央にチャンネル名と番組タイトルなどを表示する機能も追加された。

 Ethernet端子を備え、デジタルテレビ用のポータルサービス「アクトビラ」も利用可能。動画配信の「アクトビラ ビデオ」もサポートする。ほかにも、テレビを視聴しながら画面右側でネットの情報を閲覧できる「アプリキャスト」に対応しており、天気予報やニュース、オークション情報なども表示できる。

 DLNAもサポートしており、同一ネットワーク上のDLNA対応機器から映像のストリーミング視聴が行なえる「ソニールームリンク」にも対応。デジタルカメラをUSBやHDMIケーブルで接続すると、自動的に静止画表示に適した画質に切り替わる「静止画専用フォト画質モード」も備えている。

モデル名 KDL-52V1 KDL-46V1 KDL-40V1
サイズ 52V型 46V型 40V型
パネル 1,920×1,080ドット
視野角 上下左右178度
コントラスト比 3,000:1
チューナ 地上/BS/110度CSデジタル
地上アナログ
スピーカー 10W×2ch
入力端子 HDMI×2
D5×2
S映像×1
コンポジット×3
アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1
PC用音声入力(ステレオミニ)×1
出力端子 コンポジット×1
S映像×1
光デジタル音声×1
アナログ音声×1
ヘッドフォン×1
その他の端子 AVマウス×1
モジュラー×1
Ethernet×1
消費電力 281W 263W 217W
年間消費電力量 227kWh/年 213kWh/年 173kWh/年
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
(スタンド含む)
126.2×34.7×87.1cm 112×30.7×78.2cm 98.6×27.9×68.4cm
重量
(スタンド含む)
39.5kg 31kg 23kg


■ J1シリーズ

 32、26、20型をラインナップ。いずれもパネル解像度は1,366×768ドット。倍速駆動の「モーションフロー」には対応していない。セカンドテレビとしての需要を想定し、ブラック、ホワイト、レッド、ブラウンのカラーバリエーションを用意。比較的落ち着いたカラーリングになっているという。

32型のブラウン 32型のレッド

32型のホワイト 32型のブラック

 そのほかの主な仕様は、前述のV1シリーズと共通。ただし、おき楽リモコンとシンプルリモコンの両方が付属するのは32型モデルのみ。26/20型はシンプルリモコンのみとなる。ブラビアリンクは両モデルともサポートしている。

モデル名 KDL-32J1 KDL-26J1 KDL-20J1
サイズ 32V型 26V型 20V型
パネル 1,366×768ドット
視野角 上下左右178度
コントラスト比 2,500:1 2,000:1 1,200:1
チューナ 地上/BS/110度CSデジタル
地上アナログ
スピーカー 10W×2ch 5W×2ch
入力端子 HDMI×2
D5×2
S映像×1
コンポジット×3
アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1
PC用音声入力(ステレオミニ)×1
出力端子 コンポジット×1
S映像×1
光デジタル音声×1
アナログ音声×1
ヘッドフォン×1
その他の端子 AVマウス×1
モジュラー×1
Ethernet×1
消費電力 134W 109W 67W
年間消費電力量 115kWh/年 91kWh/年 63kWh/年
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
(スタンド含む)
79.4×24.2×57.7cm 65.9×24.2×50.5cm 51.1×21.1×39.6cm
重量
(スタンド含む)
15kg 13kg 7.2kg

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□BRAVIAの製品ページ
http://www.sony.jp/products/Consumer/bravia/index.html
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200802/08-0221/
□関連記事
【2007年8月29日】ソニー、400万円の70型などフルHD「BRAVIA」15モデル
-10モデルが倍速。レコーダやブラビアリンクも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070829/sony1.htm

(2008年2月21日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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