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松下電器産業株式会社は、AVソフトコーデック「MediaArtist」(メディアアーティスト)の新製品として、MPEG-4 AVC/H.264対応デコーダ「PS-MPHDME」を企業向けに3月18日よりライセンス販売すると発表した。 MPEG-4 AVC/H.264のBaseline/Main Profileをサポートする組み込み用デコーダミドルウェア。ワンセグ対応機器や第3世代携帯電話、ポータブルメディアプレーヤーなどへの採用を想定する。2007年より発売したパソコン向けエンコーダでのノウハウにより、組み込み機器上でも軽いCPU負荷で再生できるという。動画の対応解像度は720×480/640×480/320×240/176×144ドット。 ARM/PowerPCなどのCPUに対応し、AACデコーダやMP4デマルチプレクサを組み合わせたライブラリでの提供も可能。そのほか、DirectXコンポーネントに対応し、Windows Mobile上でも利用できる。 なお、同製品は、任天堂のゲーム機「Wii」にも採用され、2007年末にスタートした「みんなのニンテンドーチャンネル」のサービスでも利用されている。
( 2008年3月18日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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