|
株式会社東芝は19日、2007年度通期業績予測の下方修正を発表した。売上高は2007年10月29日公表の予測値から1,000億円減の7兆7,000億円、営業損益は600億円減の2,900億円、純損益は550億円減の1,250億円。 同社では、「HD DVD事業の終息やNANDフラッシュメモリの価格下落により、売上高が減少する」と説明。損益面では、フラッシュメモリの価格下落による半導体事業の損益悪化が営業収益の減少につながり、さらに、HD DVD事業終息に伴う費用計上もあり、純利益も前回予想を下回ることとなった。 併せて、これまで非公表だったHD DVD事業の売上高や営業損益についても明らかにされた。2007年度計画では、売上高650億円、500億円の営業損失を見込んでいたが、今回の見直しで売上高が260億円(計画比で-390億円)、営業損失は650億円(同-150億円)とされた。 なお、2006年度のHD DVD事業営業損益はマイナス340億円だったため、2007年度との合計で約990億円の損失となっている。
□東芝のホームページ ( 2008年3月19日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|