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米Microsoftとオンキヨー株式会社は21日、特許のクロスライセンス契約を締結したと発表した。両社が協力することで、高品質な家庭用エンターテインメント製品分野における技術革新を図る。 両社が知的財産の分野において協力することで、オンキヨーのハードウェア製品とMicrosoftのソフトウェア製品の開発を促進。AV機器、PC、ホームシアターシステムといった市場のシームレスな統合と技術革新が加速できるとしている。 また、Windows搭載PCとAV機器間のネットワーク接続などが容易に構築できるというMicrosoftの「Windows Rally」プログラムの契約も同時に締結した。 同プログラムでは、ネットワーク接続技術「Windows Connect Now」や、ネットワーク接続デバイスをUSBなどローカル接続のデバイスと同じように扱える「Plug and Play Extensions」などが用意される。オンキヨーはこれらの技術情報の閲覧や、開発ツールなどが提供されるため、製品開発の工数が削減可能になるという。 今回の契約締結について、オンキヨーの執行役員事業開発本部長 奥田伸明氏は「PCメーカーのソーテックをグループ化するなど、現在もオーディオ、ビジュアル、コンピュータテクノロジなどの融合を進めている。今回の合意により、コミュニケーションやエンターテインメントなどを融合し、さらに優れたソリューションが実現可能になる」と語っている。 □米Microsoftのホームページ ( 2008年3月21日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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