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株式会社ピクセラは、8日に社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)がPC用デジタルチューナのガイドラインを策定したことに伴い、PCI接続の地上/BS/110度CSデジタル対応チューナカード、および地上デジタル対応チューナカードの2モデルを製品化すると発表した。B-CASカードの発行認可を受け次第、発売するという。具体的な時期は未定だが、カードの発行許可は5月上旬~中旬にかけて行なわれる見込みで、製品発売はそれ以降になりそうだ。 発表されたのは3波チューナを搭載した「PIX-DT012-PP0」と、地上デジタル放送のみに対応する「PIX-DT050-PP0」。価格は発表されていないが、「PIX-DT012-PP0」は3万円前後、「PIX-DT050-PP0」は2万円~2万5,000円程度になると思われる。どちらにも視聴/録画用ソフトの「StationTV」が付属する。データ放送や双方向通信、EPG表示、字幕表示などの機能が利用可能。
同社は2005年3月に、業界初となるデジタル放送をハイビジョン画質のまま視聴/録画できるテレビキャプチャーボードを開発。メーカー製PC向けのOEM供給で実績を積んできた。今回のモデルも、これらメーカー製PCで実現していた機能が利用できるという。なお、放送の録画も可能だが、コピーワンス番組の光ディスクへのムーブは発売後のアップデートで対応予定。ダビング10のサポートも予定している。
同社は今後の製品ラインナップとして、地上デジタルとアナログの両対応モデルや、USB接続型なども予定。今回の製品も含むテレビキャプチャーボード市場において、来期(2009年9月期)、10億円の売上を目指すという。
□ピクセラのホームページ
(2008年4月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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