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ピクセラ、PC向け3波対応デジタルチューナカードの単品発売を発表
-自作PCでも地上/BS/110度CSデジタル対応。USB型も


左が3波チューナを搭載した「PIX-DT012-PP0」、右が地上デジタル放送のみに対応する「PIX-DT050-PP0」
4月9日発表


 株式会社ピクセラは、8日に社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)がPC用デジタルチューナのガイドラインを策定したことに伴い、PCI接続の地上/BS/110度CSデジタル対応チューナカード、および地上デジタル対応チューナカードの2モデルを製品化すると発表した。B-CASカードの発行認可を受け次第、発売するという。具体的な時期は未定だが、カードの発行許可は5月上旬~中旬にかけて行なわれる見込みで、製品発売はそれ以降になりそうだ。

 発表されたのは3波チューナを搭載した「PIX-DT012-PP0」と、地上デジタル放送のみに対応する「PIX-DT050-PP0」。価格は発表されていないが、「PIX-DT012-PP0」は3万円前後、「PIX-DT050-PP0」は2万円~2万5,000円程度になると思われる。どちらにも視聴/録画用ソフトの「StationTV」が付属する。データ放送や双方向通信、EPG表示、字幕表示などの機能が利用可能。

3波チューナを搭載した「PIX-DT012-PP0」は、B-CASカードスロットが別基板になっている 地上デジタルのみのカードは、カードにB-CASカードスロットを搭載

 同社は2005年3月に、業界初となるデジタル放送をハイビジョン画質のまま視聴/録画できるテレビキャプチャーボードを開発。メーカー製PC向けのOEM供給で実績を積んできた。今回のモデルも、これらメーカー製PCで実現していた機能が利用できるという。なお、放送の録画も可能だが、コピーワンス番組の光ディスクへのムーブは発売後のアップデートで対応予定。ダビング10のサポートも予定している。

 同社は今後の製品ラインナップとして、地上デジタルとアナログの両対応モデルや、USB接続型なども予定。今回の製品も含むテレビキャプチャーボード市場において、来期(2009年9月期)、10億円の売上を目指すという。

視聴/録画用ソフトは「StationTV」。EPGや字幕表示、録画予約など、メーカー製PCと遜色ない機能が提供できるという

□ピクセラのホームページ
http://www.pixela.co.jp/
□ニュースリリース (PDF)
http://www.pixela.co.jp/ir/data/2008/ir_20080409_2.pdf
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080408/dpa.htm
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-カードの単体販売が可能に。第1弾はPCI Express
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080408/iodata.htm

(2008年4月9日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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