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株式会社東芝は、HDMI端子を搭載し、「レグザリンク」機能に対応したdynabookなど、ノートPC夏モデルを4月19日より順次発売する。 「dynabook AX/TX/CXシリーズ」では、一部を除く機種でHDMI連携機能の「レグザリンク」に対応。同社液晶テレビ「REGZA」とHDMI接続し、DVDやインターネット動画配信サイトを利用する際にREGZAのリモコンでPC側の操作が可能。同社は「各社が提案するAVリンク機能の中で唯一」としている。 AVノートPC「Qosmio F40シリーズ」は、地上デジタルテレビチューナを搭載し、新録画ルールのダビング10にも対応。なお、HDMI端子を搭載しているが、レグザリンクには対応しない。 ■ dynabook AX/TX/CXシリーズ
HDMI端子を搭載し、レグザリンクに対応する機種は、AXシリーズではAX/53F(実売14万円前後)、AX/54F(同14万円台半ば)、AX/55F(同15万円前後)の3モデル。TXシリーズではTX/66F(同17万円前後)、TX/67F(同17万円台半ば)、TX/68F(同18万円台半ば)の3モデル。CXシリーズは全モデルのCX/45F(同16万円台半ば)、CX/47F(19万円前後)、CX/48F(20万円前後)。4月25日より順次発売する。 ディスプレイは、AX/TXシリーズが15.4型ワイド/解像度1,280×800ドットで、CXシリーズが13.3型ワイド/1,280×800ドット。シリーズ上位モデルのAX/55FとTX/68Fには高色純度/高輝度液晶を採用。CX/48FはLEDバックライトの省電力タイプとなっている。 光学ドライブは2層対応のDVDスーパーマルチドライブ。AX/TXシリーズには全機種にharman/kardon製ステレオスピーカーを内蔵するほか、PC向けのオーディオプログラム「ドルビーサウンドルーム」ロゴを取得。小型スピーカーでの高音質機能「Matos Audio」も搭載する。なお、いずれもテレビチューナは非搭載。 全モデルに2GBメモリを搭載。CPUは、AXシリーズとCX/45FがCeleron 550(2GHz)、TXシリーズとCX/47F、CX/48FがCore 2 Duo T8100(2.1GHz)。AX/TXシリーズにはS映像出力や光デジタル音声出力も装備する。 ■ Qosmio F40シリーズ
CPUにCore 2 Duo T8100(2GHz)を搭載するF40/86FBLと、Celeron 550(2GHz)搭載のF40/85Fを4月19日に発売。店頭予想価格は86FBLが22万円台半ば、85Fが20万円前後の見込み。 ディスプレイは15.4型ワイド/1,280×800ドットの高色純度/高輝度液晶を採用。バックライトは2灯式で、輝度は490cd/m2。 地上デジタルチューナを搭載し、HDDに録画が可能なほか、DVDへのムーブも可能。ダビング10にも対応し、運用開始(6月2日午前4時)と同時に利用可能としている。全機種において、室内用の専用アンテナを同梱する。メモリは2GB、HDD容量は200GB。 両モデルともHDMI端子を備え、テレビなどに映像/音声を出力可能。ただし、dynabookとは異なりレグザリンクには対応しない。そのほか、S映像出力や光デジタル音声出力も備える。また、harman/kardon製の2.1chスピーカーを内蔵。ドルビーサウンドルームやMaxx Audioにも対応する。光学ドライブは2層対応のDVDスーパーマルチドライブで、スロットローディング式。
( 2008年4月17日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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