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株式会社東芝は、世界初のHD DVD-RWドライブを搭載したノートPC「Qosmio」(コスミオ)シリーズ2機種を12月21日に発売する。HD DVD-ROMドライブを備えたモデルもQosmioとdynabookで各1モデル用意する。価格はオープンプライス。HD DVDドライブ搭載モデルは下表の通り。
■G40/97E、F40/88EBL、F40/87EBL G40/97EとF40/88EBLの特徴は、世界初となるHD DVD-RWドライブを搭載したこと。地上デジタルチューナを2基搭載しており、デジタル放送の2番組同時録画が可能。録画した番組をHD DVD-R/RWへムーブすることも可能で、書き込み速度はHD DVD-RWが等倍速。HD DVD-Rは2倍速化を実現した。また、9回のコピーと1回のムーブが可能になる「ダビング10」にも対応予定。 ただし、地上デジタル放送のHD DVD-RWへの書き込みについては、2008年2月のアップデートで可能になる予定。 さらに、同社HD DVD/HDDレコーダ「VARDIA」で採用している「HD Rec」もサポート。ただし、録画した地上デジタル放送をMPEG-4 AVCフォーマットでDVDメディアに書き出すことはできず、書き込み可能なのはHDビデオカメラからキャプチャした映像のみ。
【お詫びと訂正(12月18日)】 対応するHDVカメラからキャプチャした動画を、HD Rec方式で、HD解像度のままDVDメディアに書き込みが可能。作成したHD Rec方式のDVDメディアは、それをライティングしたPC、もしくは、HD Rec対応のPC、HD Rec対応のHD DVDプレーヤー/レコーダでのみ再生可能。12月14日より販売されている「RD-A301」でも再生できるという。レコーダでデジタル放送をHD Rec方式で録画したディスクの再生も行なえる予定。 HD DVDソフトをより美しく再生できるという高画質化回路「HD QosmioEngine」を搭載。青色や緑色をより鮮やかに表現し、人の肌を美しく見せるカラーコントロール機能や、デジタルシャープネス機能、ガンマ補正機能などを組み合わせている。同回路はプリインストールされている再生ソフト 「TOSHIBA HD DVD PLAYER」で再生した場合のみ機能する。 スピーカーはharman/kardonのステレオスピーカーに加え、バスレフ型サブウーファも内蔵。高音質化技術「MaxxAudio」も搭載している。「G40/97E」では、4スピーカシステムを採用した。 ほかにも「G40/97E」はHDMI出力端子を備え、「レグザリンク」に対応。HDMIで液晶TV REGZAと接続することで、電源のON/OFFや画質、解像度の自動調整が可能。レコーダ「VARDIA」シリーズともDLNA経由で連携。DTCP-IPに準拠したソフトウェア「CyberLink SoftDMA for TOSHIBA」もプリインストールしており、VARDIAで録画したコピーワンス番組もネットワーク経由でQosmioから再生できる。 F40/87EBLはHD DVD-ROMドライブを搭載。なお、いずれのHD DVDドライブも、DVDスーパーマルチドライブとしても機能するため、F40/87EBLも録画したコンテンツをDVDに書き出すことはできる(HD Recは不可)。
■ dynabook TX/68E
dynabookシリーズも、最上位モデルの「TX/68E」はHD DVD-ROMドライブを装備。ただし、地上デジタルチューナは備えていない。液晶ディスプレイは15.4型ワイドで、解像度は1,280×800ドット。HDMI出力も備えていない。
□東芝のホームページ
(2007年12月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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