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ヤマハ株式会社は、5.1chシアターシステム「シネマステーション・ミニ」シリーズの新製品「TSS-20」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後の見込み。
コンパクトなサテライトスピーカー5個と縦型のマルチチャンネルアンプ、サブウーファで構成する5.1chシステム。2004年発売「TSS-15」からの変更は、前面にステレオミニ入力を備えた点。 リアスピーカーをフロントスピーカーに重ねて利用できるフロント3.1chバーチャルサラウンド機能は引き続き搭載し、新たに専用ボタン「バーチャル」を前面に備えた。本体カラーは「TSS-15」のホワイトからブラックに変更し、PLAYSTATION 3ユーザーの利用も想定している。 そのほかの仕様は従来モデルを継承。サラウンドモードとして、ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジックII、AAC、シネマDSP(ムービー/ミュージック/テレビ/ゲーム)、3.1chバーチャルスピーカーモード、サイレントシネマ、ナイトリスニングモードを用意する。
アンプ出力はサテライトが6W×5ch、サブウーファが18W。音声入力は光デジタルが2系統、同軸デジタルが1系統、アナログ音声はRCAとステレオミニが各1系統。ヘッドフォン出力も1系統装備する。 サテライトスピーカーは密閉型で、5cm径のフルレンジユニットを搭載。外形寸法は70×110×91mm(幅×奥行き×高さ、スタンド含む)。重量は0.4kg。ケーブルは直出しで、長さはフロントL/Rとセンターが各3m、リアL/Rが各8m。
サブウーファは、YST(ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジー)方式。搭載ユニットは13cm径のコーン型ウーファ。外形寸法は220×220×239mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.4kg。ケーブルは直出しで、長さは4m。 光デジタル音声ケーブルやRCAケーブル、ワイヤレスリモコンなどが付属する。
( 2008年4月17日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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