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日本放送協会(NHK)と日本ビクター株式会社は13日、3,300万画素のスーパーハイビジョンプロジェクタを共同開発したと発表した。 スーパーハイビジョンの7,680×4,320ドット(3,300万画素)にフル対応したプロジェクタ。ビクターが開発したLCOSパネルを採用し、スーパーハイビジョンを実現する。 2段階の変調部を備えており、色信号の変調には800万画素/4,096×2,160ドットのLCOSパネルを3枚利用し、3,840×2,160ドットの映像を入力。輝度信号に対しては、7,680×4,320ドットの輝度変調画像を8,192×4,320ドットの単版LOCSパネルに入力して表現する。色信号用に800万画素デバイスを用いることで、低コストでの十分な解像度を実現したという。 また、ダイナミックレンジも従来の約100倍となる110万:1を実現し、黒をより暗く再現可能としたという。輝度は1,200ルーメン。同プロジェクタは、5月22日から25日まで開催されるNHK放送技術研究所の一般公開「技研公開2008」で展示する。
□NHKのホームページ ( 2008年5月16日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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