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ソニー、ゴルフボール大スピーカー採用5.1chシステム
-HDMI入力3系統装備。5万円のフロントサラウンドも


HT-IS100

6月25日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、HDMI入力を3系統装備し、薄型テレビ「BRAVIA」との連携機能「ブラビアリンク」に対応するシアターシステム2製品を6月25日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 ゴルフボール大の小型スピーカーを採用した5.1chシステム「HT-IS100」は、6月25日に発売。店頭予想価格は9万円前後。3.1chフロントサラウンドシステム「HT-CT100」は7月15日に発売し、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

 いずれも、3系統のHDMI入力を備え「ブラビアリンク」に対応するほか、デジタルアンプ「S-Master」を搭載。HT-IS100では32bitのS-Masterを採用し、音質向上を図っている。


■ HT-IS100

ゴルフボール大のスピーカーを採用

 約43×40×55mm(幅×奥行き×高さ)のフロント/サラウンド4基と、約46×45×65mm(同)のセンター1基の「ゴルフボール大」のスピーカーと、アンプ内蔵のサブファーから構成されるサラウンドシステム。

 サブウーファ/アンプ部にデジタルアンプS-Masterを内蔵し、総合出力は425W(45W×5ch+サブウーファ100W×2)。S-Masterは32bit対応で、入力から出力直前までの全工程をデジタル処理することで、クリアな再生音を実現するという。

 対応音声フォーマットは、ドルビーデジタルやDTS、ドルビープロロジック II、MPEG-2 AAC、リニアPCM。付属のマイクを利用して、視聴位置で最適な音場を自動的に測定/調整する「D.C.A.C.」機能も搭載。スピーカーの有無やチャンネルの距離/音量補正、音場補正を自動で設定し、リスニングルームに最適なシアター環境を容易に構築できる。

 スタンダード、マルチ、ムービーなどのサウンドモードを備えており、ブラビアリンクでBRAVIAと接続している場合は、EPGのジャンル情報を元に、自動的にサウンドモードを切り替える「オートジャンルセレクター」を備えている。

HT-IS100

 入力端子は、HDMI(1080p、x.v.color対応)×3と、コンポーネント×2、コンポジット×1、光デジタル音声×3、同軸デジタル×1、アナログ音声×1。ウォークマンを接続できる、DM-PORT入力も1系統装備し、HT-IS100のリモコンからウォークマンの基本操作が可能となっている。

 出力端子はHDMI×1と、コンポーネント×1、コンポジット×1。コンポーネントなどのアナログ映像入力信号を、アップコンバートしてHDMIから出力する「ビデオアップコンバート」機能も備えている。AM/FMチューナも装備する。

 フロント/センター/サラウンドスピーカーは、35cmのドーム型ユニットを搭載。スピーカーの外形寸法/重量は、フロントとサラウンドが約43×40×50mm(幅×奥行き×高さ)/0.07kg、センターが約46×45×65mm(同)/0.09kg。

 サブウーファは120mmと160mmのユニットを内蔵。サブウーファ/アンプ部の外形寸法は238×434×441mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約14.5kg。リモコンが付属。また、専用のスピーカースタンド「WS-IS10F」(2台1組)も用意される。価格は16,800円。


■ HT-CT100

HT-CT100

 テレビラックに設置できる、幅80cmのフロントスピーカーユニットと、アンプ内蔵サブウーファユニットから構成されるフロントサラウンドシステム。

 フロントスピーカーユニットには、40×70mmのコーン型ユニットを3基内蔵し、前方のスピーカーだけでサラウンド音場を実現する「S-Force Proフロントサラウンド」を搭載。フロントスピーカーとサブウーファだけで、サラウンド再生を可能とした。

 アンプはサブウーファ部に内蔵しており、ソニー独自のS-Masterを採用。出力は250W(50W×3ch+サブウーファ100W)。ドルビーデジタルやDTS、ドルビープロロジック II、MPEG-2 AAC、リニアPCMなどのデコードに対応。スタンダード、ムービー、ミュージック、スポーツなどのサウンドモードを備えている。

 入力端子は1080p/x.v.color対応のHDMI×3と、光デジタル×3、同軸デジタル×1、アナログ音声×1、DM-PORT。DM-PORTに接続したウォークマンをHT-CT100のリモコンから操作できる。出力端子はHDMI×1で、ビデオアップコンバート機能は備えていない。

 HDMI端子はブラビアリンクに対応。ブラビアのシアターボタンを押すだけで、テレビからHT-CT100に音声が切り替わる。テレビの情報を元に、サウンドモードを切り替えるオートジャンルセレクターも搭載する。

 フロントスピーカーユニットの外形寸法は800×65×68mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2kg。サブウーファ部の外形寸法は160×360×500mm(同)、重量は10kg。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200805/08-0521/
□関連記事
【2007年8月29日】ソニー、「ブラビアリンク」対応シアターシステム3モデル
-スピーカー内蔵ラックや壁寄せスタイルモデルも用意
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070829/sony6.htm

( 2008年5月21日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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