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ソニー、「ブラビアリンク」対応シアターシステム3モデル
-スピーカー内蔵ラックや壁寄せスタイルモデルも用意


小型スピーカーを採用した「DAV-IS10」

10月20日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、HDMI入力を装備し、同社の薄型テレビ「BRAVIA」の連携機能「ブラビアリンク」に対応する5.1chホームシアターシステム3製品を10月20日より順次発売する。

 DVDプレーヤーを搭載する「DAV-IS10」と「DAV-DZ220」は10月20日より発売。5.1chスピーカーとアンプのセット「HT-SF2000」が11月10日より発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、DAV-IS10が10万円前後、DAV-DZ220が5万円前後、HT-SF2000が10万円前後の見込み。

 また、AVアンプと5.1chスピーカーを内蔵し、ブラビアリンクに対応するテレビラック「RHT-G1200」と、AVアンプとスピーカーを1つの筐体に収納したスピーカーシステム「RHT-S10」も11月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、RHT-G1200が15万円前後、RHT-S10が10万円前後の見込み。

 全てのモデルに、フルデジタルアンプ「32bit S-Master」を搭載。音質劣化を抑えて、原音に忠実な音声が再現できるという。また、同社の薄型テレビ「BRAVIA」とHDMI接続して利用できる連携機能「ブラビアリンク」に対応し、テレビのリモコン上から、電源ON/OFFの制御や、音量調整などが行なえる。



■DAV-IS10

 DVDプレーヤーと5.1chスピーカーで構成するホームシアターシステム。本体部にはDVDプレーヤとアンプを搭載。AM/FMチューナも内蔵する。再生可能なディスクはDVDビデオ、DVD-RW(VRモード)、DVD-RW(CPRM)、CDなど。アンプの最大出力は総合425W(45W×5ch、サブウーファは100W+100W)。

 付属のステレオマイクをリスニングポジションに設置し、独自のテストトーンでスピーカーの有無判定や、距離設定、バランス・ゲイン調整などを行ない、最適な音場を約30秒で構築する音場自動補正機能「D.C.A.C.」(Digital Cinema Auto Calibration)機能を搭載。

 フロント/センター/サラウンドには、新開発の小型スピーカーを採用。ゴルフボールと同等サイズとなる43×43mm(縦×横)のエンクロージャ内に38mm径のドーム型ユニットを内蔵。新開発のDSPアルゴリズムを採用し、小型ながら、自然なステレオイメージの本格的なサラウンドを実現するという。

 サブウーファは、120mmのコーン型ユニット搭載のアコースティックサスペンション型と、160mmのコーン型ユニット搭載のバスレフ型。

 ドルビーデジタルやDTS、ドルビープロロジック/II、MPEG-2 AAC、MP3のデコードに対応。サラウンドモードはオムニディレクショナルモードなどを備える。

 入出力端子類は、HDMI出力、D2映像出力、コンポジット映像出力を各1系統、光デジタル音声入力、同軸デジタル、アナログ音声入力を各1系統装備。スピーカー出力は特殊ソケットを使用する。

 外形寸法/重量は、フロント/センター/サラウンドスピーカーがいずれも、43×40×55mm(幅×奥行き×高さ)/約70g、サブウーファが190×450×450mm(同)/約13.5kg。本体部は、215×207×105mm(同)/約3.0kg。


□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/hometheater/products/index.cfm?PD=28716&KM=DAV-IS10



■DAV-DZ220

 DVDプレーヤーと5.1chスピーカーで構成するシアターシステム。再生可能なディスクはDVDビデオ、DVD-RW(VRモード)、DVD-RW(CPRM)、CDなど。

DAV-DZ220

 本体部にはDVDプレーヤとアンプを搭載するほか、AM/FMチューナも内蔵。音場自動補正機能「D.C.A.C.」機能も備える。アンプ部の最大出力は総合850W(142W×5ch、サブウーファは140W)。ドルビーデジタルやDTS、ドルビープロロジック/II、MPEG-2 AAC、MP3のデコードに対応。サラウンドモードはシネマスタジオEX、ヘッドフォンシアターなどを備える。

 スピーカーは、フロント/サラウンドは65mm径コーン、センターには30×60mmコーンを搭載。サブウーファには160mm径コーンを内蔵する。いずれもエンクロージャはバスレフ型。

 入出力端子は、HDMI出力、コンポーネント映像出力、S映像出力、コンポジット映像出力、光デジタル音声入力、同軸デジタルを各1系統、アナログ音声入力を2系統備えるほか、前面にはステレオミニ入出力を各1系統装備。スピーカー出力は特殊ソケットを使用する。

 外形寸法/重量は、フロント/サラウンドスピーカーが93×75×162mm(幅×奥行き×高さ)/約0.6kg、センターが381×62×48mm(同)/約0.5kg、サブウーファが197×345×322mm(同)/約5.6kg。本体部は430×380×63mm(同)/約4.2kg。


□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/hometheater/products/index.cfm?PD=28714&KM=DAV-DZ220



■HT-SF2000

 HDMI入力を3系統/出力1系統を装備するAVアンプと5.1chスピーカーのセット。HDMIは、動画を広色域で再現する「x.v.Color」や、リニアPCMによる7.1ch入力もサポート。1080p映像にも対応する。

HT-SF2000

 アンプ部の最大出力は総合980W(143W×5ch、サブウーファは265W)で、アンプ部にはAM/FMチューナも内蔵。音場自動補正機能「D.C.A.C.」機能も備える。HDMI以外の入出力端子は、光デジタル音声入力2系統、同軸デジタル1系統、アナログ音声入力を3系統装備。スピーカー出力は特殊ソケットを使用する。

 対応フォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック/II、MPEG-2 AAC、リニアPCM(2/5.1/7.1ch)。サラウンドモードはシネマスタジオEX、ホール、ジャズクラブ、ライブコンサートなど。

 フロントスピーカーは2ウェイで、65mm径のコーンウーファと25mm径のバランスドームツイータを搭載。センター/サラウンドスピーカーには、65mm径コーンを内蔵。サブウーファには160mm径コーンを搭載する。エンクロージャはいずれもバスレフ型。

 外形寸法/重量は、フロントスピーカー(スタンド含む)が300×300×1,229mm(幅×奥行き×高さ)/3.0kg、サラウンド(スタンド含む)は、300×300×1,229mm(同)/2.8kg、センターが260×80×91mm(同)/0.6kg、サブウーファが196×400×320mm(同)/5.6kg。アンプ部は、430×333×66.5mm(同)/約3.6kg。


□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/hometheater/products/index.cfm?PD=29028&KM=HT-SF2000



■RHT-G1200

 アンプと5.1chスピーカーを内蔵するテレビラック。HDMI入力2系統/出力1系統を装備し、x.v.Colorや、リニアPCMの7.1ch音声入力にも対応する。

RHT-G1200

 同社独自のバーチャルサラウンド機能「S-Force PRO フロントサラウンド」を採用。前方にのみ配置した5.1chスピーカーで、音の音量差、時間差、位相差などを利用して、後方のサラウンドスピーカーの音を再現するという。

 アンプ部の最大出力は総合470W(70W×5ch、サブウーファは120W)。HDMI以外の入出力端子は、光デジタル音声入力3系統、同軸デジタル1系統、アナログ音声入力2系統を備える。

 フロントスピーカーは2ウェイで、40×70mmのコーン型ウーファと25mm径のバランスドームツイータをそれぞれ2個搭載。センターは40×70mmのコーン型を2個、サラウンドは40×70mmのコーン型を2個内蔵。サブウーファには、100mm径のコーンを2個搭載する。

 サブーウーファには「バイブレーション・キャンセリング・サブウーファ」を採用。本体底の左右に設置されており、2つのユニットで互いの振動を打ち消しあうことで、重低音の再生音を損ねることなく、床などへの振動伝播を低減するとしている。

 対応フォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック/II、MPEG-2 AAC、リニアPCM(2/5.1/7.1ch)。サラウンドモードは、スタンダード、シネマ、ミュージック、スポーツ、ニュースを備える。

 天板には、52型のBRAVIAも搭載可能。棚板には、幅430mmのAV機器を最大3台まで収納できる。外形寸法は1,550×400×400mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約63kg。


□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/hometheater/products/index.cfm?PD=29024&KM=RHT-G1200



■RHT-S10

 筐体内にアンプと5.1chスピーカーを内蔵する壁寄せスタイルのシアターシステム。別売の壁寄せスタンド「WS-S10LS」(オープンプライス/実売5万円前後)か、壁掛けアタッチメント「WS-S10WA」(オープンプライス/実売1万円前後)と組み合わせることで、場所を取らずに設置が行なえる。

RHT-S10

 HDMI入力2系統/出力1系統を備え、x.v.Colorや、リニアPCMの7.1ch音声入力にも対応する。前面にはタッチパネル式の操作部を備える。

 バーチャルサラウンド機能のS-Force PRO フロントサラウンドを採用。アンプ部の最大出力は総合350W(50W×5ch、サブウーファは100W)。FMチューナも内蔵する。

 HDMI以外の入出力端子は、光デジタル音声入力3系統、同軸デジタル1系統、アナログ音声入力2系統、アナログ音声出力1系統を備える。

 フロント/センター/サラウンドスピーカーは、いずれもフルレンジで、50mm径のコーン型ユニットを内蔵。サブウーファは、新開発の薄型のものを採用。100mm径コーン2個を内蔵するバスレフ型となる。

 対応フォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック/II、MPEG-2 AAC、リニアPCM(2/5.1/7.1ch)、サラウンドモードは、スタンダード、シネマ、ミュージック、スポーツ、ニュース、ポータブルオーディオ。

 外形寸法は1,134×138.5×172mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約12.4kg。


□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/hometheater/products/index.cfm?PD=29026&KM=RHT-S10


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース(DAV-IS10/DAV-DZ220/HT-SF2000)
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200708/07-0829F/
□ニュースリリース(RHT-G1200/RHT-S10)
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200708/07-0829E/
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【3月28日】ソニー、「BRAVIA」とHDMI連携可能なスピーカー内蔵ラック
-J5000/3000に対応。S-Master内蔵でPCM 7.1ch入力可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070328/sony3.htm
【2005年9月9日】ソニー、「S-Force」採用のサラウンドシステム3種
-TVラック型や無線リアスピーカー採用システムも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050909/sony.htm

( 2007年8月29日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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