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ディスプレイサーチは23日、倍速駆動(100Hz/120Hz)対応の液晶テレビ市場調査結果を発表した。2007年の倍速駆動モデル出荷数は360万台で、2012年には3,939万6,000台に成長すると予測している。 32型以上において、倍速駆動に対応するモデルの出荷数は2007年が360万台、非対応モデルは4,956万3,000台だった。2012年の予測では、対応モデルが3,939万6,000台、非対応モデルが9,096万5,000台としている。 地域別の倍速モデル普及割合予測では、日本が2012年に81%と最も多く、西欧が48%、北米が35%としている。台数が最も伸びると予測されるのは西欧で、2007年の1,500万台から、2012年には1億1,900万台まで達するとしている。北米は比較的緩やかに成長すると見られるが、2009年には出荷数で日本を越えると予測。特に46型以上での需要を見込む。 日本と西欧において普及が進んでいる理由については消費者への周知を挙げており、北米では未だ限定的としているが、2008年モデルにおける対応の増加と周知により拡大すると予測している。 解像度別での倍速駆動対応モデル出荷台数を見ると、2007年度実績では1080pモデルが194万4,000台、1080p未満のHDモデルが165万6,000台。2012年の予測では1080pモデルが3,499万9,000台、HDモデルが439万8,000台としている。特に1080pで37型以上のモデルに集中すると見られるが、西欧では32型のHDモデルにおいても需要が見込まれる。
□ディスプレイサーチのホームページ ( 2008年5月23日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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