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角川、アニメ素材も用意するYouTubeの動画投稿キャンペーン
-人気作には映画チケット。ダンス動画やMADムービーも


角川ウォーカーチャンネル
キャンペーン期間:6月10日~8月31日まで


 株式会社角川デジックスは、動画共有サイト「YouTube」において、ユーザーが角川のアニメや映画を素材として使用でき、完成した動画を投稿する「夏の動画投稿ドリームキャンペーン」を6月10日~8月31日まで実施する。一定回数以上閲覧された動画を作成したユーザーには、もれなく角川映画の特別劇場鑑賞券「ドリームチケット」がプレゼントされる。

 角川グループのデジタルコンテンツの管理運営を行なっている角川デジックスは、既報の通り、Googleとパートナー契約を結んでおり、YouTubeをグループコンテンツの宣伝や作品配信のプラットフォームとして活用する新規事業を推進。2月にYouTube上に「角川アニメチャンネル」を、3月には「角川ウォーカーチャンネル」を開設している。

 今回のキャンペーンは同事業の一環として行なわれるもので、6月1日の「角川ウォーカーチャンネル」リニューアルに合わせて実施するもの。ウォーカーチャンネルではグルメを中心としたスポット情報や、街のニュースを中心としたイベント情報を動画で公開していくものだが、キャンペーンではユーザーからの投稿動画を受け付ける。

 現在予定されている投稿部門は以下の通り。ウォーカーチャンネルのページ内容に沿った部門がメインだが、オリジナルダンス動画、フラッシュムービー職人部門、映像作品部門なども用意されている。

  • 街のオモシロ動画部門
  • おすすめグルメいただきます動画部門
  • 辛ウマグルメ動画部門
  • デカ盛りグルメ動画部門
  • ペット自慢動画部門
  • 花火大会動画部門
  • イケメン店員&看板娘動画部門
  • オリジナルダンス動画部門
  • フラッシュムービー職人部門
  • 映像作品部門 ほか
 投稿動画に使える映像素材は、ユーザー自身が撮影した動画に加え、角川側がアニメや映画の映像を素材として用意するのが特徴。あらかじめ許可された素材を組み合わせることで、いわゆるMADムービー的な作品でも投稿可能になると思われる。ただし、投稿された動画は全て角川側でチェックされ、容認できるものであると判断された場合にのみ掲載される。

 動画作成用の素材に、どのような作品の映像が用意されるかは明らかになっていないが、6月10日のキャンペーン開始までには発表される予定。同社は「3月からYouTubeが開発した動画検知システムを利用し、YouTubeの動画を数万件に渡って精査してきた結果、グループの保有コンテンツに関連する違法性の有無について明確なルールを設定した」としている。なお、既にYouTubeにアップロードされている、角川作品を素材として使った動画については、前述の違法性の有無のルールに違反しない場合、削除はしないとしている。

□角川デジックスのホームページ
(5月26日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.k-digix.co.jp/top/
□角川ウォーカーチャンネルのホームページ
http://jp.youtube.com/KADOKAWAwalker
□関連記事
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-90%の精度で問題動画自動検出。「認定もする」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080125/kadotube.htm

(2008年5月26日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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