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株式会社NECエレクトロニクスは6日、100%子会社のNECエレクトロニクス台湾内に、Blu-ray DiscやDVDなどの光ストレージ向けドライブ装置の組込みファームウェア開発とサポートの拠点「台湾光ストレージ開発センター」を開設した。 開発センターは、当初10名の現地技術スタッフで構成し、新LSIを搭載したドライブ装置に組み込まれるファームウェアの開発と、光ディスク事業に関するアジアでのマーケティング活動を展開。また、2010年度に向けて技術要員を増強し、記録型DVDドライブに加え、Blu-ray Discドライブのファームウェア開発とサポート体制を強化するという。 光ストレージ向けシステムLSIについて同社は、記録型DVDドライブの成長と、それに伴うDVDレコーダなどへのデジタル家電への事業拡大を理由に、今後も堅調な市場拡大を期待。さらに、「今後爆発的な普及が見込めるBlu-ray Disc装置が本格的に市場に投入され、より大きな市場拡大が期待される」としており、特にBD市場では、デジタル家電向けも含め積極的に事業を展開するという。 こうした状況から、同社は新製品の開発や生産拠点の世界展開を推進、光ディスク装置向けファームウェア開発においても、世界の技術リソース活用が成長に不可欠と判断し、台湾に開発センターを設立したとしている。
□NECエレクトロニクスのホームページ ( 2008年6月6日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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