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株式会社デノンコンシューマーマーケティングは、CD/アンプ一体型のオーディオシステム「RCD-CX1」を7月中旬より発売する。価格は178,500円。 外形寸法300×300×110mm(幅×奥行き×高さ)と小型の筐体にSACD/CDプレーヤーと、ステレオアンプを内蔵したオーディオシステム。2006年12月発売のプリメインアンプ「PMA-CX3」と、SACDプレーヤー「DCD-CX3」で開発したアンプや電源回路、CDメカなどを駆使し、一体化。さらに、ソース切り替え時のフェードアウト機能やタイマーなどの機能を新たに追加している。
CDプレーヤー部は、SACDと音楽CDに加え、CD-R/RWに記録したMP3やWMAの再生が可能。アンプ部は、PMX-CX3で培った技術を導入し、電源変換効率90%という高効率を実現。アンプ部出力は最大75W×2ch(4Ω)。電源回路は、独自の制御方式により、瞬間的なピーク電流にも対応可能な能力を持ち、「シンバルのような立ち上がりの早い急峻な音に対する追従の良さを獲得している」という。 電源基板やパワー/プリアンプ基板、CDメカニズム、シャーシなどにおいて防振構造を徹底。また、各電気回路の電源とグランド回路を分離して、電源を通じて起こる各回路間の干渉やグランド電流に流れる漏洩電流が原因となる音質劣化を抑えている。 また、ハイビット/ハイサンプリング化に対応した独自の高品位アナログ波形再現技術「AL24 Processing」を搭載し、ホールで静かに消えていく空気感などの微妙なニュアンスを再現するという。 AM/FMチューナも内蔵。入力端子はアナログ音声×2、PHONO×1。光デジタル音声出力やプリアウト、レックアウトも装備する。別売のiPod用Dockも接続可能となっている。重量は8kg。新開発のリモコンが付属する。 □デノンのホームページ ( 2008年6月16日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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