|
社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2008年6月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比109.8%の2,641億円で、13カ月連続のプラスとなった。また、地上デジタルテレビ放送受信機の出荷実績を132万3,000台と発表した。 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比112.2%の1,745億円で13カ月連続のプラス。音声関連機器は、同99.3%の139億円で、4カ月連続のマイナス。 6月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比122.1%の86万台。CRT、液晶、PDPの構成比は1.6%、86.6%、11.8%。 液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比129.1%の74万4,000台。37型以上は、同165.8%の23万6,000台と高い伸びを示した。PDPの出荷台数は同121.3%の10万2,000台。うち、43型以下がPDP全体の約79%を占めている。 DVDビデオは前年同月比77.1%の34万1,000台で3カ月連続の前年割れ。うち録再機は同77.7%の19万台。再生機は同76.5%の15万1,000台。 DVDビデオの集計とは別に、4月より調査開始したBlu-ray Discを中心とした「次世代ディスクレコーダ/プレーヤー」は、前年比3,550.4%の12万2,000台と急速に増加。数量ベースでは、DVDビデオと合わせた光ディスク市場全体の1/4規模にまで拡大した。 地上デジタル放送受信機の出荷実績は132万3,000台で、内訳はテレビが前年同月比130.4%の83万7,000台、単体チューナが同202.0%の1万4,000台、STBが同114.8%の14万9,000台、DVDレコーダが同78.0%の17万3,000台、チューナ内蔵PCが同87.3%の2万7,000台。地上デジタルテレビのテレビ全体に占める割合は97.3%。 参考資料として発表されているワンセグ対応携帯電話の5月出荷台数は217万2,000台。ワンセグ内蔵PCの6月出荷台数は3,000台、車載用地上デジタルテレビ受信機器は15万3,000台。 ビデオカメラは前年同月比91.0%の8万2,000台で、6割以上を占めるハイビジョン対応機種が前年比2桁成長を維持している。デジタルオーディオプレーヤーは同125.4%の38万8,000台で、そのうち89%の34万6,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。カーナビは46万7,000台、前年同月比110.7%。HDD他タイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は76.7%、23.3%。
□JEITAのホームページ ( 2008年7月22日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|