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日本ビクター株式会社は、平成21年度第1四半期(2008年4-6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比17%減の1,327億3,800万円、営業損失は12億7,200万円、純損失は69億200万円と赤字ながら、前年の営業損失62億9,900万円、純損失129億5,800万円から、赤字幅は縮小している。 民生機器とエンタテインメント部門が低迷し、国内の売上が20.8%減の337億円となった。海外においても欧州が不調で15%減の989億円と落ち込んだ。 部門別では、民生機器は国内で液晶テレビ事業を縮小したことから売上は大幅に減少。カムコーダやオーディオも苦戦して、前年同期を下回った。米国では液晶テレビとカムコーダが伸張。欧州では液晶テレビが好調だったが、カムコーダやカーAVが低迷し、昨年を下回った。民生機器部門全体の売上は、前年比15.8%減の1,000億円。 エンタテインメント部門も5.1%減の145億円。産業機器部門では、国内のD-ILAプロジェクタやカードプリンタが伸張したものの、海外のHDVカメラが苦戦し、同部門の売上高は前年同期比4.3%減の131億円となった。 □ビクターのホームページ ( 2008年7月28日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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