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パイオニア株式会社は、2009年度第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比11.9%減の1,609億6,600万円、営業利益は62億1,900万円の損失、純利益は77億4,400万円の損失となった。 市販市場向けのカーオーディオや、DVDドライブ、プラズマディスプレイの売上が減少し、減収。営業損益も、売上減と原価率悪化により、赤字となっている。 ホームエレクトロニクスの営業収入は、前年同期に比べて17.4%減の573億4,300万円。主に、海外のおける販売減などによりプラズマディスプレイの売上が減少。さらにDVDレコーダやDVDドライブも売上減となった。ホームエレクトロニクスの売上に占めるディスプレイの売上構成比は33%(前年は34%)。 特に国内の売上が落ち込み、前年比48.1%減の66億2,800万円。海外は同10.5%減の507億1,500万円。ホームエレクトロニクスの営業損失は前年比で約20億円拡大し、73億9,400万円。主な要因は、プラズマディスプレイの損失拡大。 カーエレクトロニクスについては、売上高が前年比9.2%減の880億950万円。カーナビはOEMが微増となったものの、市販市場向けが海外で減少。全体では減収となった。カーオーディオは、OEMが中国で増加したものの、市販市場向けが海外で減少。全体では減収となった。カーエレクトロニクスに占めるOEMの売上構成比は約41%(前年同期は41%)。 □パイオニアのホームページ ( 2008年7月31日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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