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松下電器産業株式会社は、VHS一体型のBlu-ray Discレコーダ「DMR-BR630V」を10月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万円前後の見込み。 320GB HDDに加え、6倍速BD-R記録対応のBDドライブ、VHSデッキを内蔵。VHS無しのDMR-BW930/830/730と同様に最新システムLSI「Uniphier」と、第2世代の「MPEG-4 AVC/H.264エンコーダー」を搭載。新ブルーレイDIGAの特徴である5.5倍録画に対応するほか、新「リアルクロマプロセッサ」などの高画質化機能を備えている。 地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを各1基搭載。DRモードのほか、AVCの記録モードは、HG(12.9Mbps)/HX(8.6Mbps)/HE(5.7Mbps)/HLモード(4.3Mbps)の4モードを備えている。 HDDやBD-R/REへの録画に対応。VHSは再生/ダビングのみでチューナからの録画機能は備えてない。ただし、VHSからHDDやBD-R/REへのダビングや、HDDやBD-R/REからVHSへのダビングが可能となっている。DVDにAVC録画するAVCRECにも対応。また、MPEG-2/SD解像度の記録モードとして、XP/SP/LP/EP(6時間)/EP(8時間)の各モードも用意。SD解像度でもDVD-R/RW、DVD-RAMへの書き出しに対応する。 6倍速BD-Rドライブの搭載で、DRモードの1時間番組を約11倍(約5分20秒)でダビング可能。HLモードでは2層BD-R/REに約24時間の録画が行なえる。 EPGはフルハイビジョン番組表で、3/5/7/9/11/15/19チャンネル表示を切り替え可能。基本操作の入り口となる「スタートメニュー」を一新、ドライブ切り替え操作を不要とした。また、ジャンルに応じて自動分類する「録画一覧」も装備、チャンネル別番組表機能、1.3倍速早見再生機能なども備えている。 携帯電話やパソコンから、DIGAの録画予約が可能な「携帯&パソコン録画」も装備。データ放送カット録画機能も搭載。ダビング10に対応する。 パナソニックハリウッド研究所(PHL)のノウハウが導入された「リアルクロマプロセッサ」を搭載し、BD/DVDビデオだけでなく、HDDや録画したBD-R/REもディティールや質感を忠実に再現。なお、BD-Liveには対応しない。 HDMI出力も備えており、VIERA Linkに対応。「30秒スキップ」操作が可能な、新操作パネル「画面deリモコン」や、リモコンのカラーボタンを使った番組の複数選択を可能とするなど、操作性の向上を図っている。Deep Colorやx.v.Colorにも対応する。 1080i対応のHDMI音声出力はドルビーTrueHDや、ドルビーデジタル・プラス、DTS-HD Master Audioなどのビットストリーム出力が可能。さらに新たにリニアPCM変換出力にも対応した。 HDMI以外にD4やS映像、コンポジット、アナログ音声×2、光デジタル×1を装備。入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声入力を各1系統備えている。SDメモリーカードスロットを備えており、JPEG静止画やMPEG-2やMPEG-4 AVC動画の再生に対応。AVCHDの読み込みにも対応する。 SDカードスロットも装備し、AVCHD映像のほか、JPEG画像の再生にも対応。AVCHDディスクやBD-R/REへの書き出しも行なえる。音楽CDの録音機能も備えており、AAC(SD-Audio)形式でリッピングして、HDDに蓄積可能。gracenoteのCDDBを用いて楽曲情報を自動取得できる。 消費電力は33W。外形寸法は430×335×93mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.5kg。 □松下電器産業のホームページ ( 2008年8月25日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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