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Mitsubishi Electric Europeは、欧州最大の家電機器展示会「IFA 2008」(8月29日~9月3日開催)において、フルHD液晶プロジェクタの最上位モデル「HC7000」を発表した。9月末に欧州で発売予定としており、価格は3,490ユーロの見込み。日本を含む海外でも同時期の発売を予定する。 0.74型/1,920×1,080ドットのエプソン製D6パネルを搭載した、フルHD液晶プロジェクタ。2007年に日本で発表した「LVP-HC6000」に比べ、コントラストを大幅に改善したことが大きな特徴。HC6000は12,000:1だったが、動的アイリス機構の改善と光学補償板により、最大72,000:1を実現したという。ランプは160W UHPで、輝度は1,000ルーメン。
筐体デザインの変更に伴い騒音も低減。従来より-2dBとなる17dBとしたが、2重構造の天板などで、体感的には-2dB以上の差が感じられるという。 ズームは1.6倍電動ズーム/フォーカスでレンズはF2.5~3.1。投射距離は1.27~7.62m。IP変換回路はSilicon Optix製のReon-VX。 HDMI 1.3入力を2系統装備。コンポーネント、S映像、コンポジットも各1系統搭載する。アナログRGB(D-Sub 15ピン)も搭載。RS-232Cも装備する。 流線型の筐体を採用していることも特徴で、車のようなデザインをイメージしたという。端子部周辺を本体後方部がひさしのように覆う形になっており、設置した際にもケーブルが周りから見えにくいようにするなど、インテリアにも配慮している。 外形寸法は427×440×159mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.5kg。リモコンが付属する。
□Mitsubishi Electric Europeのホームページ ( 2008年8月30日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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